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「おっはよー!」と岡名がいつものように金木に駆け寄ってきた。
「今日はどんな授業があるかわかる? あ...」急に岡名がしょぼんと顔色を青くした。
「今日は5時間目に英語のテストがあるんだった.. ねえ金木ー、どうにかてー。」と彼女はねだってきた。
岡名はとても色々な人と友達になっていて人気者だが、勉強のことになるともういつもクラスの平均点よりも下だ。
なので、彼女はいつもテストになると、金木に助けをねだっている。
「分かったよ...」と金木がぼそりというと、喜んで彼女は彼に飛びつこうとした。
しかしもちろんいつものようによけられて、地面に顔をぶつけている。

宿題の手伝い(続き)

〈第2番
この文章の中に間違いがある可能性があります。
それを書き換えてください。
1, I like this piano = ( )
2, this is a piano. = ( )
3, Why you like games. = ( )
4, Japan uses japanese. = ( )
5, No I don't like you. = ( )
6, There are many school. = ( )
7, Which does you want? = ( )
8, I like this pen. = ( )
9, Can i borrow this? = ( )
10, Can cana borrow this pen? = ( )
11, can I play this game please? = ( )
12, I cant go to your house sorry. = ( )
13, It Is ok. = ( )
14, Whyre you sad? = ( )
15, This food isn't that good. = ( )〉
「6番は何?」と、岡名。
「お前なー、さっきからすべての問題聞いてないか?」起こっていることにかきつけた博が眉毛を釣り上げた。
「え?…うん」怒っているように見える博に見られ、とても小さくなった岡名であった。
「ここは「schools」が「school」になっているのよ。」
と、ややこしい話は終わり。という感じで忍差が割り込んできた。
「こんな時に答えを言う人はいるの?」と、博が言うと、金木と忍差が手を挙げた。
「...」博は目を点にした。
「一回勉強をストップして何か話そうよ。」ココミが鉛筆から手を離した。
「まあそうしようか。」博も手を離した。
しかし、金木と忍差はため息をつき、一言で勉強を始めた。
「「遠慮します。」」

初事件

金木と忍差が勉強している間、ほかの2人は話していた。
「それで?何を話すんだ?」と、体育座りしている博が岡名に聞いていた。
「え?ああ、考えてなかったよ。」テヘッというように舌を出して、右目を閉じ、左手で頭の後ろをかいた。
「え?な、、どういうこ…」彼が言いかけると、どこからか大きな音が聞こえてきた。
「浦倉庫からだ!」と、博がかけていこうとすると、金木と忍差が素早く走っていった。
残った岡名と博はぼーっと呆然と立っていた。
その間2人は、廊下を時速13㎞ほどで走りぬいていた。
生徒もいたが、2人はひらりとまるで重力が薄いように通り抜けていた。
倉庫につくと、一人の人間、いや、「改装」人間がいた。
改造人間は体中に傷を負って、禿げていた。もうまるでサイボークだ。
「お前、どこかに行け。さもないと…殺すぞ!」とサイボークは脅したが、
「いやだね。」と金木が宣言した。それは、とてもはっきりとしていた。
「それじゃあお前を殺す!」と殴り掛かってきた。
すると…