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ヘアオイル、スキンケアオイルの成分の違い

オイルの種類

こんにちは!ヘアケアマイスター、マイスター級のぴょん太郎です。

jojoshopというヘアケアショップもやっていますので見に来てください(^^)

https://jojoshop.theshop.jp/

①炭化水素油

 安定性が高く肌の水分蒸発を抑える効果に優れている。

化粧品に使用されるものは分子量が大きいため角層へのなじみや浸透力は弱く表面に止まり肌を保護する。

 クレンジングとして利用されると洗浄力の高いクレンジング剤になる

 例 ミネラルオイル、スクワラン、ワセリン、パラフィン


②エステル油(合成油)ロウ類

 炭化水素油と油脂の中間的な性質。安定性が高く肌の保護剤として優れたもの。非常に多くの種類がある。ロウはエステル油を主成分とした天然成分。

 例 パルミチン酸エチルヘキシル トリエチルヘキサノイン リンゴ酸ジイソステアリル ホホバ種子油 ミツロウ


③油脂類

 動物、植物から得られるオイル。人間の皮脂にも多く含まれるため肌との相性が良い。

角層への浸透性が良好で柔軟化作用もあるため美容オイルの主成分に利用されている。

ただし分解されたり酸化しやすいものも多く摂りすぎると肌荒れの原因になる場合もある。

皮膚の常在菌が分解をして脂肪酸というような成分を作ったり後は紫外線とかで酸化してしまう性質をもある。

ニキビの原因。

酸化や分解しにくい種類もある。

油なのに水分に少し馴染みやすい。


 例 オリーブ果実油 アルガニアスピノサ核油、シア脂、馬油、マカダミアナッツ油、ヤシ油、アボカド油、アーモンド油、ココナッツ油、ツバキ油

 


④シリコーンオイル

 ケイ素を原料とした合成油。刺激がなく安定性に優れているため様々な化粧品に汎用。揮発性が高いものもあるので使用感がサラッとしているものもある。

〜コン、〜シロキサンがシリコンの名称の目印。

様々な種類があり同じ名前でも性質が異なる場合もある。

 例 ジメチコン、シクロペンタシロキサン



髪の毛に使う場合

アウトバストリートメントとしてヘアケア目的で使うなら油脂系の物を使うと○浸透性も高く柔軟化作用もあるためダメージケアに向いています。シリコーンオイル系もコーティング効果があるので熱のダメージや摩擦のダメージなどを軽減してくれます。

スタイリングオイルとしては炭化水素油系のものが向いています。揮発性が低いので少量をつけるだけでまとまりやウェット感が出せます。

炭化水素油と油脂類の中間の性質をもつエステル系の中でホホバオイルやミツロウなどは多少ケア要素もありつつスタイリングオイルとしても使えます。

近年ではヘアオイルでも数種の系統のオイルが混ざっていたりしてそれぞれの短所を補いつつオイル一本で様々なことができるものになっています。

このように一様にオイルといってもかなり種類があるので、用途別にしっかり理解して使わないと思わぬ害が出たり、コストパフォーマンスが悪くなってしまいます。

なんとなく選んでいたオイルを少し成分まで気にして選ぶようにしてみてはいかがでしょうか(^^)


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