子どもたちのあそびに対する放課後児童支援員の関わり方について

放課後児童クラブの役割の一つに、『子どもたちへ適切な遊びを提供すること』があります。この『適切』という言葉に、皆さん様々な捉え方をされると思います。

この『適切』という言葉に関しての私の捉え方は、以前、掲載させていただいた『私が考える放課後児童クラブ・学童施設のあり方』にもリンクされてくるのですが、

子どもたちが
・ワクワクできる
・成長できる
・安心・安全にできる

がこの『適切』に含まれていると捉えています。

さて、子どもたちに『適切』な遊びを提供するにあたり、放課後児童クラブの先生の役割は非常に大きいものだと私は考えます。

解説書には、子どもの遊びを豊かにするために、放課後児童支援員等が遊びにできるだけ多様な関わり方について記されています。関わり方としては、
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・遊び相手になる
・遊び仲間の一員になる
・一緒に遊びながら遊びをリードする
・遊びを工夫する方法を示す
・子どもの知らない遊びを紹介する。遊びに必要な技術や知識を教える
・遊びのそばにいて、楽しく安全に遊べるようにする
・その遊びの安全が確かめられる場合には、大人がその場を離れ見守る
・子どもが遊ぶきっかけになったり、遊び始めたりするような環境を準備する

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が記されていました。

これらの関わり方を分類すると、下記の通り分けることができます。
・あそびの一員としての関わり
・あそびの先生としての関わり
・あそび場の管理人としての関わり

放課後児童支援員にはこの3つの側面を持って関わる必要があります。子どもたちの適切なあそびにつなげるためには、子どもたちのその時々の状況を随時見て、切り替えていくことが大事です。

この3つの関わり方をするにあたり、それぞれ大事な心掛けがあるのですが、それはまた次回以降お話することにいたします。

今回もご覧いただきありがとうございました。

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