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吉野林業 葉枯らし乾燥

どうも、小倉丈一郎です!

新潟で林業家として独立するために
奈良の森庄銘木産業で林業を学んでいます。

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【葉枯らし乾燥とは】

葉枯らし乾燥とは伐採現場で原木を
予備乾燥させる技術のことです。

樹木を山側に倒して6ヶ月ほど置き
枝葉を通して水分を蒸発させ、
自然乾燥をさせます。

これは主に水分を多く含んでいる
杉の木で行います。


【葉枯らし乾燥のメリット】

予備乾燥をすることで、黒芯材(赤身の部分が
黒い材)の渋が抜けて、吉野杉の特徴である
淡紅色になります。

またデンプンの含有量が減少するため
青変菌(材につくと青色の物質を分泌して
材を不規則に着色してしまう害菌)や
キクイムシの被害も減ります。

もちろん乾燥によって含水率が減るので
重量が軽くなり、搬出コストも低下します。


山からは以上でーす!
またあした!

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