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自分を信じて飛んでみたら、翼が開いた

独立してから開花された才能がいくつかあります。
今日はその中の一つを紹介したいと思います。

独立したての2006年、ある県の大学生向けコーチング授業を行政から受諾しました。その県には11大学あり、全ての授業に関わらせていただきました。

いろいろなパターンの授業をやっていましたが、キャリアの授業で「’強み’を見つける」という授業が評判よく、次の年のリクエストも多かったです。

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その授業は14年たった今でも高校生、大学生向けに行っています。小学校高学年から大人まで幅広い対象に対応でき、今でも私の定番となっている授業です。

グループになり、ある情報を元に、相手の強みを伝え合う授業なのですが、一通り、仲間から強みを伝えてもらって、嬉しそうにする生徒さんを見て、授業の最後の方で、「自分の強みを僕から教えてもらいたい人いますか?」という投げかけを全体にします。

手を上げる生徒もいるのですが、大体が何も出ずに終わります。

「皆の前では恥ずかしいと思いますので、聞きたい人は僕も授業の後に残っているので、個人的に聞きにきて下さい」

と伝えると、

授業後、長蛇の列ができていました。

授業時間より、強みのフィードバックをする時間の方が長いということもよくありました。

「こういう、弁護士さん見たことあるなあ」とか個別に伝えると、その生徒は僕の前では、「そうですか」とポーカーフェイスなのですが、友達の元に戻ると「俺、弁護士の才能あるかも〜」と大喜びでエキサイティングになることがよくありました。

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多分これまで、強みのフィードバックを10,000人近くは行ってきたと思います。

当時、1年だけでも1,000人はやっていたと思います。

そうすると、生徒が書いた紙をパッと見た瞬間に、その生徒のエネルギーというか、感覚的なものが立体的に感じられるようになってきました。

教師をやっていた時も、なんとなく人の才能を見るのは好きだったので、元々そういうのを見抜く力は持っていたのだと思いますが、独立してやりたいことにフォーカスできるようになって才能が開いた感じがしました。

イメージでは、自分が鳥だったとして、飛べるかどうかわからない、でも自分を信じて、飛び降りた瞬間に翼が開いたという感じです。

独立というか、思い切って自分の生きたい人生に飛び込んでいったことで、才能が開花する。独立することで、そういう体験がいくつかありました。


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