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人生に大切なことはゲームから学んだ

今回は誰のためにもならない、自分の個人的趣味について記そうと思います。
本当に誰のためにもならないと思うので、時間を持て余して仕方ない方に、
レジ待ちなどでの時間潰しとして、海よりも広い心でご覧頂ければ幸いです。
今回はゲームの話題。

自分は幼い頃からテレビゲームが趣味でした。
記憶の限り、3歳からファミコンをやってます。
それこそ物心つく前からです。

そんな幼い頃からゲームを触らせる家庭環境ってどうなの?という気もするものの、
歳の離れた兄がいたこともあり、兄がゲームしてるのを横で眺めるのも自然な成り行きでした。
ゲーマーの育成環境としてはバッチリだったのです。

特に小学校低学年〜中学生の頃は、自宅にいる時はほとんどゲームをするか
ガンダムWを観るかという暮らしでした。
(ガンダムWの話はまたいずれ)

そしてこの多感な時期に、特に自分に影響を与えたゲームを挙げさせてもらいたい。

①ドラゴンクエスト5
②ファイナルファンタジー4
③ファイナルファンタジー9


こうやってみると、ゲーム好きな人からすれば王道も王道で面白みがないセレクトですが、
印象に残った理由をひとつずつ解説していきます。

①ドラゴンクエスト5
1992年に発売され、トータル300万本近くを売り上げた化け物ソフト。
ストーリーは一貫していて、主人公が伝説の勇者を探して旅をするお話です。
細かい内容は省きますが、幼い自分が最も衝撃を受けたのは
『倒した敵モンスターが味方になる』というシステム。
モンスターの中には良心を持っている個体がいて、
主人公が慈愛の心を持って倒すと、戦闘後に起き上がって仲間になるという設定。

これが当時の自分には衝撃でした。
敵は敵、味方は味方という二元論しか知らなかった自分。
しかし、敵であっても、理解し合う気持ちで接すれば仲間になりうる。

この価値観は本当に斬新でした。

自分は日本国指定の教科書であるドラゴンボールも当然読破していたので、
ピッコロやベジータを見ていれば驚くことでもなかったはずですが、
言葉の通じないモンスターでも真心を持って接すれば分かり合えるということが
ポイントだったのかもしれません。
ナウシカがテトを手なづけたのを疑似体験したような、そういう嬉しさも感じられました。

②ファイナルファンタジー4
主人公は、とある帝国に所属する暗黒騎士。
育ての親である王の指示のもと、気が乗らない略奪任務に従事している場面から物語が始まる…

もうこの時点で、面白そうな匂いがプンプンしますよね?
ストーリーもさることながら、素晴らしいBGM、心弾む効果音など魅力満点。
そんな本作の中で、強く印象に残ったセリフがあった。
それは、あるキャラクターが主人公に語りかけたもの。

『正義よりも、正しいことよりも、大切なことがある』
『いつか分かる時が来る』

ま、まったく意味わからんけどなんかカッケェ!!

正しいことは良いことだし、大切なことでしょ?
という価値観しかなかった当時の自分には、よく理解出来ませんでした。

しかし、大人になってわかりました。
世の中、絶対的に正しいことなんて無いということが。
大切なのは、自分なりの価値観を持って、それを貫くこと。
こんな深いメッセージが1991年のゲームに込められてるという衝撃。
興味が湧いた方は、昔のゲームだからと敬遠せず、ぜひやってみてください。

③ファイナルファンタジー9
これはまだ比較的新しくリリースされた(とはいえ2000年前半の)ソフト。
絵本のような絵柄で、FFシリーズのファンの中では賛否両論とも聞いている本作。

人は何のために生きるのか?
生きてるってことを証明出来なければ、死んでることと同じなのか?

このような哲学的な問いをキャラクター達が持ちながら旅を続けます。
そして長い旅路の中で、それぞれが何を思い、どんな答えに辿り着くのか?

たかがゲームと馬鹿にすることなかれ、各キャラクターの人生を追体験出来る素敵な話になっています。
このゲームをしてから、しばらくは自分の存在価値や人生について悩むくらいでした。
今でも時折考えさせられるテーマが多く、本当にメッセージ性が深いです。

最近もはや商社や就活のことを全然書いていませんが、今回はこんなところで。

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