#1 なぜ、学校のテスト問題と大学の入試問題には大きな難易度の格差があるのでしょうか?
みなさんこんにちは。
私は地元の無料塾で高校生たちの数学の勉強のお手伝いをさせて頂いている Johnny(ジョニー)と申します。
まず最初に、なぜ私が無料塾の講師になったのか、その経緯をお話いたします。
その前に無料塾についてご説明します。
無料塾とは経済的な理由で学習塾とか進学塾に行けない子どもたちに無料で勉強を教えているところです。
生徒さんは小学生から高校生まで在籍しています。
才能や能力があるにもかかわらず、経済的な理由でそれらを伸ばすことのできない人たちがいます。
そんな人たちのお手伝いを、わずかながらでもさせて頂きたいという想いが以前からありました。
手前味噌(てまえみそ)な話、自慢話をするようで大変恐縮なのですが、過去の私自身がそうであったからなのです。
現在私は地元で「数楽(すうがく)研究会」なるものを主宰しています。
そこへ最近ひょんなことから、無料塾から次のような援助要請がありました。
「もしよかったら、数学の講師として私たちの活動を手伝ってくれませんか?」
そんなわけで、ボランティアでお手伝いをさせて頂くことになったのです。
恥ずかしい話、実はそれまで無料塾の存在を知りませんでした。
そんな中、生徒たちに私の数学、教育、受験勉強、人生について等の考えを伝えたいと思いました。
それを綴った駄文を発行し始めたのが「数学つれづれ草」の始まりなのです。
始めはWordで書いた文章をPDFファイルにして、塾長を通して生徒たちに配布してもらっていました。
しかし、若い人たちの活字離れの為、あまり読んではくれないとのことでした。
考えた末に、ブログにすればスマホで生徒たちに暇なときにでも読んでもらえると思いつきました。
それで始めたのがこの note を活用した、ブログ版「数学つれづれ草」なのです。
それでは、今回のテーマについてお話ししましょう。
こんな事実があります。
数学の成績は必ずしも努力の量に比例しないのです。
では、何に対して比例して成績が上がるのでしょうか?
確かに校内試験では努力の量と成績は比例します。
しかし、その実績だけでは模試や入試問題には太刀打ちできません。
なぜなら、学校のテスト問題と模試や入試問題には、皆さんもご存知のように大きな格差が現実に存在するからです。
そして実は、成績が良いと呼ばれている国公立大学や難関私立大学以上を目指す人たちは、この現実に早い時期から気付いています。
そして、学校のテスト勉強だけではなく入試対策の勉強もしています。
ではなぜ、このような大きな難易度の格差が生まれるのでしょうか?
その理由は、高校では文科省の学習指導要領に基づく教科書レベルの問題が解ければそれでOK!
そして卒業、と公立・私立のほとんどの教師の方々はその程度のご指導しかしていらっしゃらない、というのが実情ではないでしょうか?
しかし、入試問題を作成する大学の担当者はこう考えています。
「ここを受験する学生は、大学に入ったら、どのくらい伸びるのか?」といった視点で問題を作成します。
これが一般には知られることのない、学校のテスト問題と大学の入試問題に大きな難易度の格差のある原因であり、真実なのです。
確かに教科書は非常に重要で、入試問題のエッセンスがぎっしりと圧縮されて詰まっています。
しかし、その内容を5~10倍に展開して授業を進めることができる、またはしていらっしゃる数学教師が一体、10人のうちどれほどいらっしゃることでしょうか?
往々にしてありがちなのが、単に教科書の例題を板書して、練習問題を生徒に黒板で解かせます。
それで、ハイ、時間になりましたから授業はおしまいです…。
もし、皆さんの数学の教師がそうであったのなら、その様なサラリーマン教師の方とのお付き合いは、もういい加減やめにしましょう。
そして、皆さんが志望大学や難関大学に合格できるよう、今からでもすぐに、受験勉強の計画、戦略を立てて志望校合格目指して実行しましょう!
無料塾はそんなあなた方をいつでも応援しています!
もし、この記事が気に入って下さったのなら、スキ💗やフォロー、コメント、よろしくお願いいたします <(_ _)>