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サルでもわかるブロックチェーンゲーム

ご挨拶

お久しぶりです。まるやまです!

このnoteを最初に書いたときはもう少し高頻度で更新しようと思っていたのですが、何書こうかなーと時々考えているうちに日付が開いてしまいました。

・早くいいたいゲームプランナーあるある

(前回の続きの感じで、僕はRGがかなり好きです)

・サルでもわかるブロックチェーンゲーム

この2択でTwitterアンケ機能を使ったところ、3:7ぐらいで後者が選択されたため、この題目で記事を書きたいと思います。

会った人に15%ぐらいの確率で聞かれるブロックチェーンゲームに関して、なるべく難しい単語を避けて肌感でわかるように説明したいと思います!


ブロックチェーンとは

仮想通貨アイコン

ブロックチェーンの詳しい技術については僕も断言できるほど技術的知識を持ち合わせていないのと、説明を簡略化するためにここでは少し概要的に説明させていただきます。

ブロックチェーンというと、みなさん最初に思い浮かべるのが「仮想通貨」だと思います。

その仮想通貨の送金や記録に使用されている技術のことをブロックチェーンだと認識いただければと思います。


ブロックチェーンゲームにおけるブロックチェーン技術

では、ブロックチェーンゲームにおいて、どこにブロックチェーンが使用されているのかというと、ゲーム内のアイテム(キャラ、装備、通貨などいろいろ)において使用されています。

一例としてわかりやすいため、TCG「クリプトスペルズ」を挙げさせていただきます。(ちなみに登録する場合、紹介報酬があるのでここからお願いします!笑)

クリプトスペルズ

「クリプトスペルズ」は、「シャドウバース」や「ドラゴンクエストライバルズ」のように、「ハースストーン」ルールを採用したデジタルトレーディングカードゲームです。

このゲームでは、TCG(トレーディングカードゲーム)のカードがブロックチェーンで管理されており、シルバーレア以上のカードがユーザー間で仮想通貨のように交換、売買したりすることができます。

(厳密にはゴールド以上だと外部取引可能という縛りがあります)

このように扱われるアイテムをNFT(Non Fungiable Token)といいます。

(細かい定義はここでは省略しますが、各アイテムが、IDなどが異なる唯一無二の存在である、と捉えていただければ!)


ブロックチェーンゲームの特徴(一般的ソシャゲとの違い)

■良い点

・無課金でもお金(イーサリアム)を稼げる!

無課金でもアイテムドロップなどで、価値のあるものを手に入れるとゲーム内の取引所や、外部の、「ブロックチェーンゲーム版メルカリ」のような取引所で取引することができます。

一例としてこちらの記事にクリプトスペルズでの、実践結果がのせてあります。

実際まるやまも、クリスぺに関しては完全に無課金で、1試合5分ぐらいを1日3試合ぐらいやっているぐらいでしたが、気づいたら日本円換算で4000円ぐらいたまっていました。(大会の商品等を合わせると1万円超ぐらいです)


・やめても課金が帰ってくる!

もちろんアイテムの価値は状況により変動しますが、やめよう!ってなった際にゲーム外のマーケットに出品することでETHに戻すことができます。


・他のゲームで使える!

「何を言っているんだ!」という方がいるかと思いますが本当です!

まだまだ例は多くないですが、提携したゲーム間だと使用することができます。

https://news.blockchaingame.jp/593

上記は、「クリプトスペルズ」と、「マイクリプトヒーローズ」の相互利用の例になります。

TCGだと、遊戯王カードが、デュエルマスターズでも使えるようになる!というイメージですね。


・サービスが終了してもなくならない

普通のソシャゲではアイテムが完全に消えて、愛着のあったキャラと悲しみの中お別れしなければなりませんが、ブロックチェーンゲームにおいては、

自分の持っているアイテムを自身のウォレットに移すことで、なくなりません!

つまり、なくなったゲームのアイテムを使用できるゲームが存在、誕生すれば、価値が0になることはありません。



■悪い点(課題点)

・日本円で課金できない

基本的にはイーサリアムで課金するゲームがほとんどです。

イーサリアムを購入するために、コインチェックなどの仮想通貨取引所に登録する、という段階を踏まなければなりません。

しかし、現状この課題を解決する流れが来ているため、近い将来クレジットカード決済が実装されるはずです!


・有償ガチャがない

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日本においては賭博法抵触のため、ソシャゲでよくある有償のガチャを実装するゲームは少ないです(ブロックチェーンゲームは日本が超先進国です)

補足ですが、無償であれば問題なく実装可能です


・まだまだユーザーが少ない

ゲームを本格的に初めて課金をする場合、仮想通貨を管理するウォレット(銀行口座みたいなもの)であるMetamaskが必要になります。

仮想通貨というものからアレルギー的に、はじめようというユーザーが少ないことも問題であると思います。

一般的なソシャゲと違いまだまだ黎明期であり、上記理由もありユーザーが決して多いとは言えない状況です。


・各アイテムの発行数が決まっている

ゲームにもよりますが、世界にN枚しかない!というものがほとんどです。

クリプトスペルズの最高レアリティ「リミテッドレジェンド」のカードは、9枚しか存在せずなかなか手に入れることができません。

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悪い点として上げさせていただきましたが、逆の意味では、各アイテムの価値が保証されており、投資目的で購入される場合も珍しくないです。


・法律回りがまだまだ曖昧

通常のソシャゲでもあったような「コンプガチャ問題」のような問題が後に出てくる可能性がないとは言い切れない状況です。

しかし、先日、NFT(アイテム)は決済手段を持たないため、通貨としての扱いを受けないという公的アナウンスがあり、徐々に法整備も追いついてきている状況となっています。


今後の動向

ここからブロックチェーンゲームはどんどん増えていくと思います。

上場企業であるアクセルマーク社も「コントラクトサーヴァント」を発表し、オープンベータテストを終えリリース間近となっております。

この流れが進むと、

・クレジットカードでの決済が可能になる

・ゲーム間の相互アイテム利用のコラボが活発になり、アイテムの価値がより担保される

・市場が競争化し、各ゲームがスマホでもぬるぬる動く高クオリティなものになる


みたいないい流れが来たらと思っています。

一人のTCGユーザーとしては、どんどんTCGが増えて、どのカードがどのTCGだと強い!みたいな流れはとても楽しみだと思っています。

レッドアイズは遊戯王だと弱いけど、デュエマだとやばいぞ!wみたいな


以上で終わりですが、これだとサルでも理解できなかったかもしれないです笑

この記事を読んでブロックチェーンゲームやってみるか!ってなってくれる人がいたらうれしいです。

それでは次回の記事でお会いしましょう!

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