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イタリア滞在137日目・138日目・139日目・140日目・141日目・142日目

平日 + 土曜日です。

vendesiというのは「売る」という意味のvedereと3人称を意味する人称代名詞のsiがくっついた表現。一人称はmi, 二人称はtiなどいろいろあるのだけど、イタリアにはこの手の省略表現が多い。日本だと「自覚する(自ら悟る)」「自認する(自ら認める)」などが似た概念だと思う。言語学的に高度な表現じゃないかと勝手に思ってる。日本語もイタリア語も主語を省略できるから。英語にはないよね。
月曜夜はAISワインソムリエクラスへ参加しました。初回見学。遠くてスライド見えないし声もよく聞き取れなかったけど雰囲気はわかった。
この日はピエモンテとヴァッレ・ダ・アオスタ。
この日の先生は昨年のソムリエコンクールでイタリアNo.1になった方でした。
火曜ランチ。ナッツとパン粉。マルテッリのマッケローニで作ってみました。マルテッリはロングパスタは最高に美味しいけれどショートパスタはそれほどでもない、という感触を得ている。
「ワインの量り売りをしているエノテカがある」という噂だけ聞いていたのですがようやく行けました。
「初めて来るんだけど、、、」とモジモジしていたら常連ぽい女性がトレンティーノの白をお薦めしてくれた。量は750mlか1Lのいずれかを選べる。1Lだと写真のようなペットボトルに入れてくれる。
僕は当然750ml。ビンはその場でささっと水洗いしてワイン詰めてた。これがイタリアだ。価格は3ユーロ弱。
また来ちゃった。この日はVenetoのbarone nero。初日は美味しかったけれど2日目は味の劣化を感じた。
白玉ねぎも日本で見ない野菜。
美味しいお茶探し。
カルチョーフィ、いくつか品種があるらしい。
水曜日。カルチョーフィのインサラータ。下処理したカルチョーフィにサルサヴェルデを和えています。カルチョーフィ、日本だとどうしてもフレスコじゃないし、いまいちだったのだけど、こっちは違うね。オリーブオイルの味や香りの評価でも頻出の食材で、一度手ずから試せてよかった。
木曜日。オーブンを自由に使えるうちにピザ練習するぞ!と意気込んでいる。生地の柔らかさはイメージ通りになってきたのだけど、まだまだ千切れやすくて、思った通りの生地にすることの難しさを感じている。モッツァレラはエッセルンガ印の一番安いのなんだけど、この前のカンパーニャのと比べると味がダンチでなるほどと頷いている。
また来ちゃった。この日はVenetoのbarone nero。初日は美味しかったけれど2日目は味の劣化を感じた。
金曜日はプッタネスカ。
恒例の土曜メルカート。毎週来たいのだけど、予定があって3週間ぶり。
Castelfranco カステルフランコ。インスタで名前を教えてもらいました。見たことのない野菜が売っててからとりあえず買ってみたらおじちゃんが別の野菜をサービスしてくれた。
豚肉屋さん。写真だと準備ができているけれど通りがかった時はテーブルしかなくて。「サルシッチャ要らない?美味しいよ!」とめちゃ早口で押してくる。「豚肉?何もないけど、、、」と当惑していたら「すぐ準備するから!」と言う。5〜10分待ってようやく買えた。一緒に待っていたお兄さんと「全然準備できないね」と笑ってた。「待たせちゃったから」とブレザオラとコッパを一口ずつサービスしてくれました。サルシッチャしか買う気なかったのにコッパブレザオラ買っちゃったよ。サービスいっぱいされると多めに買っちゃうよね。
またまた来てしまいました。ケースで買っていく強者がいた。

以下、月曜〜土曜の午後。

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不定期連載。実験的に始めます。買い切り。

イタリア滞在期(2022.10~)を連載中です。イタリア料理、ナチュラルワイン、日々のこと。エッセィ。

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