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イタリア滞在126日目・127日目

Associazione Italiana SommelierとAccademia Dell’Olioオリーブオイルソムリエが開催するオリーブオイルソムリエのコースに合格しました!わーい。やったー。僕も今日からSommelier dell’Olioです。

日本で料理を振る舞っているときにオリーブオイルを試飲したがる方が多かったので、オリーブオイルが好きなみなさんに学んだことを還元できたらいいなと思っております。

ちょっと前にイタリアのエキストラバージンオリーブオイル比較記事を書いたのだけど、今振り返ると見当はずれな内容で恥ずかしい。といっても当初感じていたことが全くの間違いだったわけでもなく。世に流通しているオリーブオイルには良いものと良くないものがあると知れたり、料理と合わせるための論理的なところも学べたりで感覚が言語化できるようになった、みたいな感じです。いえーい。

オリーブオイル好きな皆々様、いつでも相談してねー!

サムネはズッパ・ガルネーゼ(Zuppa gallunese)。サルデーニャのリチェッタです。鍋にパンとペコリーノ・サルド、ペコリーノ・ロマーノ、フェンネルシード、ひたひたのブロードを注いでステュファート。イメージはグラタン。出汁をしっかり吸ったパンとカリカリの表面に羊とフェンネルの香りがなんともベストマッチ。これもイタリアのパンやチーズが手に入りづらいから日本では作れなかった一品。うまーい!

ウェンズデー

全然関係ないのですけど、ウェンズデー、皆様みてますか?ネトフリです。めちゃくちゃ面白い。ちょっとした掛け合いの中でウェンズデーが皮肉を交えて返すのがもう最高。昔は僕もあれくらい面白い(ひねくれた)人間になりたいと思っていたものですが、素質がなかったようです。

第一話を見たらその世界観と面白さが伝わるはずだから絶対に見てほしい。最後のティーザーが最高なのよ。

とかなんとか書いたけど、世間的には有名な作品だから僕がビッグウェーブに乗り遅れてるだけかもしれない。。。

語学学校

昨日語学学校の定期テストがありまして。今日がレビュー。今回の先生もあんまり相性合わないと感じていたのですが、終わる頃には慣れました。合う方が珍しいのかもしれない。

他の語学学校がどうかはわからないのですが、今の学校で使っている教科書はNuovo Espresso。A1, A2, B1, B2とレベル毎に本が変わります。ちょっと前にA1は終わって今はA2。A1の時はPDFで教科書をもらえたのですが、今の先生はPDFを配布してくれなくてちょっと前に渋々書いました。

「高くないよ」と先生も生徒も口を揃えて言うのですが、荷物を増やしたくないのです。しかも、レベル毎に本が変わるのよ。B2まで行ったら4冊。C2まで行ったら6冊じゃない。重いし、全部買ったら100ユーロ以上もしちゃうよ。

ですが問題はその先にありまして。リスニング問題や練習の時に、なぜかオープニングに音楽がかかって、それがそのままBGMでかかっていたりするんです。しかも内容とは一切関係ない。何のための音楽なのかが未だにわからないのですが、リスニングの難易度を上げることにはしっかり貢献しています。

今季の先生で特に悩まされたのはリスニングの練習の仕方。今までの先生だと2〜3回聞いて問題に答えていたのですが、今回の先生は何故か1回しか流さないのです。しかも終わったら喋っていた内容のテキスト見せちゃうんですよ。今までの先生はテキストを隠したまま問題に答えさせていたのに。これじゃ生徒の記憶力や類推する力を奪ってしまう!と気が気じゃなかった。

そんで極め付けは今日。テストのレビュー。何気に初めてだったんですよ、レビュー。ヨーロッパ式がいまいちわからないのですが、今までの先生は答案用紙を一度配って、生徒が内容を確認したら回収してたんです。日本だと答案用紙は持って帰りますが、こちらはそうしない慣習なのかな?と思い始めていた矢先。

今日のレビューで先生は生徒の答案用紙をZoomの画面共有で晒しながらレビューしたんですよ。幸い点数はついていないからどこが間違ってるとかは一目じゃわからないけど、良くみりゃわかる。自分の答案用紙じゃなかったから良かったけど、自分の赤っ恥が晒されたら生きてる心地しないな〜って授業受けてたら無事僕の答案も晒されました。幸い、割と良くできてた。

え、これ、ヨーロッパで普通なの?リモートで受けてる時にカメラ映さない人もそこそこいるし、オンライン授業とはなんぞやの経験がなくて驚きの毎日です。

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不定期連載。実験的に始めます。買い切り。

イタリア滞在期(2022.10~)を連載中です。イタリア料理、ナチュラルワイン、日々のこと。エッセィ。

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