「イタリア高級ワインABC」という言葉がありまして。
イタリアワインの有名な銘柄、アマローネ(Amarone)、Barolo(バローロ)、キャンティ・クラシコ(Chianti classico)の頭文字を取ったものです。「有名な言葉だろう」と思って会話の導入に使ったりするのですが意外と通じなくて。マイナな言葉なのかなと思い始めています。
それはそれとして、今回はイタリア高級ワインABCのBarolo(バローロ)で使っているNebbiolo(ネッビオーロ)という葡萄を2年熟成させたBarbaresco(バルバレスコ)を扱うカンティーナへ遊びに行ってきました。
カンティーナ外観。朝10時に集合です。
名前をAdrianoと言います。Adriano Marco e Vittorio.
樽グラス。
作ったワインを熟成。
樽は少し大きめ。いわゆるBarrique(バリック)は使っていないそうです。Barriqueはワインを熟成させる時に使う小樽で、木材にはおそらくオークが使われています。
Basarin(バサリン)というのは地理的表示(クリュ)、葡萄を栽培している土地の名前です。バルバレスコには20以上のクリュがあります。
こちらはsanadaive.
カンティーナの歴史(イタリア語)。
ワイナリーの歴史(英語)。![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103113442/picture_pc_12833d6f753dfa69a2ef6c6214494a29.jpg?width=800)
エチケットを貼る機械。こーゆーのを見る前職を思い出します。![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103113447/picture_pc_175997e5d0d5b390326b3b44c908ada1.jpg?width=800)
カンティーナ(ワイナリー)のカンティーナ(地下室)です。
riservaが付くと熟成期間が伸びます。
セクシーな女性の絵が飾ってあります。
Angela Policastroさんという方が描いているそうです。アルバかトリノにいるらしい。
昔のワインを潰す機械です。![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103113455/picture_pc_e974e57c73c15ee4678dd74ecf59317d.jpg?width=800)
昔使っていた道具が飾ってある。
革靴、そそるぜこれは。
ボケちゃった。ハサミはforbici(フォルヴィチ)。
テイスティングタイムです。
赤が主体ですが白もあります。
Basarinで作っているソーヴィニヨン。美味しかった。![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103113468/picture_pc_47698b5bb1df6b6c4a24a9547a594775.jpg?width=800)
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クリュの地図。
キナートだったかな。こういった葡萄から作るらしい。
こちらがキナート。香辛料をたくさん入れたワインです。
China calissaia, Coriandolo semi, Arancio dolce, Genziana, Chiodi di garofano, Cannella, Rabarbaro, Arancio-amaro, Assenzio Gentile, Assenzio Romano, Vaniglia silique(キナ、コリアンダー シード、スイート オレンジ、リンドウ、クローブ、シナモン、ルバーブ、ビター オレンジ、優しいよもぎ、よもぎ、長角果のバニラ。).
Vignaioli indipendenti. いい生産者さんマーク。2月にイベント行ったね。
アルバへ。教会で一休み。![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103113534/picture_pc_c8cf957173220fc29bfb9b70adc30d55.jpg?width=800)
小腹が空いたのでブリオッシュを食べました。昼過ぎだから美味しいポイント逃しちゃってたけど。
歯磨き粉が少なくなってきたので買い足します。イタリアも種類たくさんあるね。
Tavola Calda. イタリアでは厨房に種類があります。火が使えるところと使えないところ。火が使えないところではオーブンや電子レンジは使えますが、基本出せるのは冷菜。ここは火が使えるバールのようです。
夕方はイタリア人の友達とビールだよ。
イタリアにも爪楊枝はあるのです。
僕以外の二人は瓶ビールをパコパコ空けてました。
そこからピザへ。予約マークの貼り方がアナログです。
Friciule con lardo. 揚げたピザ生地にラルドをかけたものです。美味しいけれどこれだけでお腹いっぱいになります。
2人で3枚は多い。上から右回りにGolosa(Pomodoro, fior di latte, gorgonzola, fontina e spianata calabra), Norma(Pomodoro, fior di latte, melanzane fritte e ricotta salata), Capricciosa(Pomodoro, fior di latte, prosciutto, funghi, carciofi, acciughe e olive).
これは頼んでないピザです。初めて来た店だからピザの種類もよくわかってなかったのだけど、これを食べてたら3枚のピザが届いたから間違えて届けられたみたい。たださえピザを頼みすぎたのにもっと食べなきゃいけない事態に笑いました。
ゴルゴンゾーラと辛いお肉。この組み合わせが一番美味しかった。パンチの効いたアマトリチャーナにゴルゴンゾーラとか結構合うのよ。
クラフトビール専門店、みたいな雰囲気でビールが充実していたのだけど、メニューがめちゃわかりやすい。![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103113597/picture_pc_a368ea6738affb3f13a8a8c9f18f5243.jpg?width=800)
この泡の量ウケる。その他日常など。