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イタリア滞在103日目・104日目・105日目

つい先日まで住んでいた家で家主がクイーンズ・ギャンビットをイタリア語で見ていたんです。僕は英語版で視聴済みなのですが、ストーリーの筋をわかった上でイタリア語で聞くのがすごく面白くて。今も裏で流しながらこの文章を書いています。他の映画やドラマも探してみたんですけど、やっぱりクイーンズ・ギャンビットは音楽がいいから耳に入れるだけで気持ち良い。

フィレンツェ滞在3日間をまとめてお届けします。

フィレンツェ2日目。
ミラノに比べてバスがカラフル。
mercato centrale.
朝カフェです。ナポリに来ました。
Cannoli piccoli al pistacchio. ちなみにピスタチオはイタリア語では「ピスタッキオ」と発音します。
ナポリのエスプレッソマシーンはレバー付きが多い?
手書きのインフォ、よく見る。こーゆーところ好きよ。
Trattoria Al Tranvai
Polenta Fritta con Lardo
Ribollita. リッボリータ、初めて食べました。カーヴォロ・ネーロなどの野菜や豆と硬くなったパンを煮込んだ料理。豆料理は基本的に不得意なんだど、なんともいえない厚みがあって、食べすすめてしまった。トスカーナ?のオイルとの相性も抜群。
ティラミスに刻みチョコかけるのが個人的に新しかった。
引っ越し前に飲みきれなかったラルコの食後酒。ユースホステルの共用ルームにて。
残りひと舐めの時にテンションの高い黒人のにいちゃんが「僕はワインを飲みたいんだ。一杯くれないか」と言ってきて、ちょっと驚きつつも「もちろんいいけれど、1杯もないよ」と返したらラッパ飲みされちゃったんですよ。おいおいって。あんたのじゃないよ。てかグラスに1杯じゃなかったのかよ。
その人とは別に対面に座っていたおじちゃんも「あんたは学生か」と片言の英語で絡んできて、他のイタリア人に「studenteは英語で何て言うんだ」って聞くわけですよ。全部意味わかるのに。で、英語で返しても全然通じてない。
その二人はその後もタバコ吸ったりちょこちょこ連んでて、部屋から出る頃には女の子に絡んでた。共用ルーム、怖いところ。
フィレンツェ3日目。
Giardino dell'Orticoltura
夏場はここに温室があるらしい。
冬は空でした。
お散歩するよ。
Mercato delle Cure. イタリア好きに載ってた。
Tripperia!!
Polleria!
パンチェッタを食べました。affettatoで、とお願いしたのだけどちょっと厚めだった。なんて言えばいいのだろう。
朝カフェです。
Trattoria Mario. 老舗です。
Ribollita. 昨日のリッボリータの衝撃が忘れられずもう一度頼んでしまった。同じ料理だから当然味は似ているのだけど、昨日のが美味しかったかも。
Trippa al pomodoro的なメニュー。おすすめを聞いて出てきたのだけど、メニューに名前が見つからない。味は「トマトソースにトリッパぶっ込みました!」みたいな味。ちょーシンプル。
良さげな業務用のお皿を見つけると裏返しちゃう。
オープンキッチン。洗い一人、料理人二人。
料理、全部1分で出てくるんですよ。意味わからない。しかもキッチン全然忙しそうじゃない。カメリエーレの振る舞いもなんだか自然で、色々面白かった。トラットリア来たなーって感じ。
肉がぶら下がっているのを見ると興奮します。
歩いていたら良さげなエノテカを見つけてしまった。
Cioccolateria Ballerini
この手の扉好きなんです。
エスプレッソマシーンが通路にある。
コラヘレーマ、という名前のドルチェ。パイ生地でカスタードクリームを挟んだ感じ。
おしゃれな床屋さん。
昼間散歩してる時に良さげなエノテカ見つけたのだけど、夜に行ったら改装中だった。「chiude?」と聞いたら「Dimmi!」って言われたから中に入ったのだけどとてもワインを頼める雰囲気じゃない。
近くにあったナチュール置いてるお店に突撃。
ボトル開けてみた。
フィレンツェ4日目。
朝パニーノです。Antica Porchetteria Granieri 1916.
緑の瓶はおそらくサルサヴェルデ。パンを軽くローストしてからサルサヴェルデを塗って、お肉を挟む。シンプルだけどすごく美味しい。
旨さの秘訣は豚肉をガツンと使っているところ。単純なお肉だけでなく、焼き目が入った表皮や内臓が味わいに変化を与えていて食べ進めても飽きない。
「パニーノある?」と聞いたら「お肉挟むだけで5ユーロだよ」と返ってきたらてっきりメニューは一つだけなのかと思いきやオプション色々ありました。
Apple Store. フィレンツェ、5年前に来た時は気がつかなかったけれどすごく地味な街だと感じた。美術館が充実していたりと、観光に精を出すと全然そんな感じしないのだけど、街並みはのっぺりしてる。Apple Storeも全然目立たないよね。きっと世界一地味なApple Storeだと思う。地味地味書いたけど、悪いことじゃなくて、街並みを守っている。日本で言うところの京都みたいな立ち位置なのかなと感じた。

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イタリア滞在期(2022.10~)を連載中です。イタリア料理、ナチュラルワイン、日々のこと。エッセィ。

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