イタリア滞在121日目・122日目・123日目・124日目
Abbiamo notizia buona e la cattiva。良いニュースと悪いニュースがある。良いニュースから聞こうか。土曜日にヴィアレッジョのカルネバーレにダメもとで行ったらめちゃ楽しかった。悪い方は?日曜日から火曜日は自堕落に過ごしてしまった。
2月はカルネバーレの季節。トスカーナで有名なカルネバーレ、Carnevale Viareggioへ行ってきました。
Carnevale Viareggio、ヴェネツィアのからは(日本での)知名度は下がるけれどヨーロッパでは有名らしい。「ヴィアレッジョ カーニバル」で検索すると紹介記事がちらほら出てくる。でもガチで見に行って写真や様子を伝えている人はいないなと思って体験談書いてみました。
「カルネバーレ」と頑なに書いたけれど、日本語だとカーニバル、謝肉祭。お祭りです。カルネバーレと言うだけあって、お肉にちなんだもので、復活祭の前にお肉を断つキリスト教の宗教的意味合いがあるそうです。断つ前にお祭りしよーぜ!Facciamo una festa!!
イベント自体は山車と仮装がメインで、僕の好きな食やワインはそれほどフィーチャーされてない。カルネバーレ限定のお菓子も期待してたけれどなかったし。でも、すっごい楽しめたんです。不思議。
山車とか全然興味ないんですよね、昔から。高校の頃の学園祭で山車作った気がするけれど興味がなかったことだけをよく覚えている。仮装もしないし用意もないから「楽しめたらラッキー」くらいの心持ちで望んだのです。でも、パレード前の生演奏や山車から流れる大音響、ダンス、笑顔、その場の雰囲気がすごくて。日本の祭りと根本的な精神が違うなと思った。
謝肉祭ってキリスト教的には肉を断つと言う意味合いがあるけれど、「冬は食べるものが少ないから理由をつけて飢えを凌ごう」と言うのが食文化的な流れだと思うんですよね。そういう文化の流れを感じた(気になった)。
とはいえはそれは過去の話。飽食の現代ではその意味合いは薄れているのですが、食といえば困ったのは晩御飯を食べる場所。カルネバーレは毎週やっているからいつ行くか決めずに、必然レストランの予約をしていない僕に落ち度があるのですが、レストランどこも予約でいっぱいだったんです。「祭りだし入れるダロ」と安易に考えていたら大失敗。3回は断られた。事後だからわかるんですけど、花火が21時に終わるから(当日の変更?で20時に終わったけど)、みんなその後に晩御飯を食べにいい店行くわけですよ。だから店はどこも予約でいっぱい。日本的には21時にご飯食べないからうっかりしてた。
そんなこんなでカルネバーレレポでした。
Grazie per leggere. Ci vediamo. 読んでくれてありがとう。また会おう!