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夏の北欧旅計画。

こんにちは。
夏の北欧旅行記を綴ろうとnoteをはじめました。

準備のあれこれから
すでにわくわくしている模様や
旅を終えての記録まで、
記していけたらいいなと思っています。

2019年、1才だった娘と
夏の間滞在した思い出深いスウェーデン🇸🇪。

姉家族が長年住んでいることもあり、
20代の頃はお手製の地図を広げて街歩きをするのがお気に入りで、ずっと大好きな場所です。

今年は特別な猛暑、という言葉が
年々定着してきた日本を抜け出して、
やってきた夏の北欧。

美しい緑、爽やかな木陰
歴史的な街並み、Fikaというお茶の時間、
湖沿いの赤いおうちに森のベリー。。。

どこをどう切り取っても妖精の住んでいるような
この国にずっと魅了されています。

娘を連れて飛行機に乗り込み、
ヘルシンキで乗り換えて約20時間。

はるばるやってきた
スウェーデンのアパートメントで
ぐっすりと深い深い眠りについて、
明け方目が覚めたのを今でもよく覚えています。

当時、ワンオペという言葉が存在することを
知らないまま、一心不乱に(夢中になって)
初めての育児を担い毎日過ごしていた私は、

正直、自分のことなんて忘れてしまい
とっても疲れていました。

なんでこんなに大変なんだろう。
授乳して寝かしつけて、起きたら遊んで、オムツを変えて、また授乳して寝かしつけて、お風呂に入れて、、の合間に
最低限の家事(食事の支度)。

朝起きてから、日中一緒に過ごし、夜を迎えて
夜中に目を覚ますこともあるような
24時間体制の育児を、

どのようにして
母になってバージョンアップされた
私の生活に違和感なく馴染ませていくのか。

そんなことすら落ち着いて考えれずに
必死になっていたら、

毎日疲れている自分がベースになっていて、
日々の楽しみや喜びってなんだろう。
娘の愛おしい笑顔や寝顔に癒されて、、
は束の間のこと。

それらを心の糧にできるほどの余裕はなく、

客観的に育児と向き合う時間が持てずに
子どもの成長が楽しみとか、
そんな美しい感覚とはほど遠く悶々と
過ごしていました。

It’s free bananas!

ひとりの子どもを育てるのに
村中の人たちのサポートが必要というような話を聞いたことがあります。

そんなおおげさな。と思っていましたが、
この春一年生になった娘ですら、

本人の自立を支えるために
いろんな方々のサポートがあって成立しているとしみじみ思っています。

今思えば、
託児サービスや周りの人たちにたくさん頼って
負担を減らして無理なく育児をするアイディアを実践していたら、

あんなに思い詰めて毎日過ごさなくてよかったのにと思いますが。

もちろん夫や家族、
周りの人たちはたくさんの愛情を持って接してくれていました。

けれど、わたしの心はぽっかり穴が空いたような感覚で、孤独感を感じていたのは、

おそらく娘の育児というより、
自分自身をセルフケアできていないまま
突っ走って、燃料切れしていたんだなと、
振り返ってみて思います。

スウェーデンの人たちが大切にしている
Fikaの時間=ちょっとひと休みする自分を大切にすること。
当時の旅を終えて得た大きなことの一つです。

あれやこれやと経験してこその今ということで、
あの時の全てが今のわたしと娘につながっている。
こうして二人旅を楽しみに日々過ごせているわけであります。

余談ですが、乳児期の北欧二人旅がきっかけで
その後3歳になった娘とカナダでの親子留学を
2年ほど経験しました🇨🇦

娘にとって母国語や英語、さまざまな国の言葉は、その言葉を生活で必要としている環境での
自己表現やコミュニケーションの一つ。

本人のたくさんの努力と勇気の賜物で得たものをできる限り活かせるような環境があればと、
隙をみつけて旅の計画を練る
わたしの楽しみにもなっています。

そして、小さな島国を一歩出るための自信にも
つながります。

気負わずに自然体でたくさんの文化に触れて
暮らしていこう!が私たちのテーマです。

今夏は初めてのフィンランドに立ち寄って、
フェリーでストックホルムに渡る予定。
お正月に帰国したときにしか会えない姉家族と、
スウェーデンでの再会がとても楽しみです!🇸🇪


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