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雨の日でも楽しい。そうカメラがあればね。

最近ずっとポケットに入っている腐りかけのデジカメ(17年物)がとにかく薄っぺらで使い勝手がいい。最近はそいつで目につくものをパシャパシャしている。腐っていてもカメラという機械を持ち歩くだけで、だいぶ暮らしに変化も出る気がしている。雨の日はたいがい雨だなぁと少し湿っぽくなるけれど、カメラを持って出かけると思うと「雨の日にしか撮れない写真が撮れる!」という奇妙なポジティブ思考になって、雨ザーザーでも外に出るのが億劫ではなくなる。ずぶ濡れになりながら水たまりを撮ったりしている。不思議なものだ。レンズをひとつ噛ませるだけで、生活も態度も変わる。高級コンデジだと何となく丁寧に扱わなくてはいけないような気になるし、一眼レフはでかい。20年前くらいの各メーカーがこぞってデジカメを開発しまくっていた時代は妙に薄かったり小さかったりする異形のコンパクトデジカメがたくさんあって面白い。使い捨てカメラだと思って、ジャンク品を漁ってみるのもいいかもです。

ゴミすらも愛しく撮れる。

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