結婚反対されて5年目の事実婚&年の差夫婦ですが、家族事情が変わりました
(1)はじめに
トップの写真、2020年の私たち夫婦のフォトウェディングの写真です。
私たち夫婦は2019年に結婚前提で交際を始めた年の差カップル。2020年に役所で住民票を使って「事実婚」しました。
当時、幸せなことに職場の人たちや友人たちに祝福してもらいましたが、母を除いて家族からは祝福されていません。
21才年の差がある私たちの結婚に、父は大反対でした。
ちなみに私なりの仁義で、旦那さんと交際を始める前に両親に状況を報告しました。
こんなに年の差があって、結婚前提なしで交際をするという考えは、私にもなかったのです。
その上で母はOK、父はNOで今日まできています。
私たちの結論は「お父さんが嫌がるなら籍は入れずに事実婚をしよう」というもの。
そんな事情もあって姉にも「結婚した」とは言わずに4年がすぎました。
ちなみに私たちは北海道在住。実家は福岡。姉は関東。コロナ禍で気軽に紹介にいく状況でもなかったですしね。
(2)祖父の急死
私は親にこの人と結婚することを5年反対され、結婚生活ももうすぐ丸4年が経ちます。
そんな中で、突然、佐賀の祖父が他界。
私の祖父母は全員ものすごく健康で全員90才超。その中で亡くなった祖父は97才。
現役で弓道をしていたし、頭もボケていませんでした。すごいおじいちゃんでした。自慢の祖父が亡くなったのは、ものすごく悲しかったです。
夫と話し合って、葬儀に一緒に参列しようということになりました。父に断りましたが、はぐらかされたので勝手にすることにしました。
前日の夜に、そのやりとりの中で喧嘩もしました。父のアンチ年の差婚には最高にイライラしました。一睡もできず、九州へ行きました。
(3)父と夫の初対面
札幌から福岡まで飛行機で3時間。そこから佐賀までバスで1時間。結構疲れました。
ホテルで少し休んで、通夜が始まる1時間前に葬儀場へ行きました。
親族控室に入ると、喪主の叔父・母・父がいました。全員おじぎをして私が双方の紹介をしました。姉も喪服に着替えてやってきて、姉も紹介しました。
父は普通にお行儀良く、夫に対して立ち振る舞いました。私も母もホッと一安心。
(4)叔父のおかげで溶け込む夫
夫が家族の中で孤立しないように気を遣おうと思っていた私。しかしここで予想外のスーパーヒーローが登場。
それが私の叔父。
叔父はめちゃくちゃ無口で、私もほとんど話をしたことがありませんでした。
その叔父が、夫に対してめっちゃ話しかけている。二人の年の差は、おおよそ10才程度。
なんで叔父はこんなに話しているんだと、叔父の姉である母も含めて驚き。
あとで夫の話を聞いて明らかになったのですが、叔父は隠れロックファン。うちの旦那は、ロックギタリスト。
叔父からしたら、ようやく話のあう親族がキタ!ぐらいの感じだったようです。
(5)予想外の光景
叔父がそういったウェルカムサインを出しまくってくれたのもあり、葬儀後の親族での食事は大盛り上がり。
叔父は通常の10倍喋るし、夫は父の横に座り、酒をついでもらう。
うちの父はウンチクをすごい話すのですが、夫にも話す。(焼酎のお湯と酒の割合について語ったりとか)
父が結婚を反対しているという事実は、翌日の火葬後に私たちが帰るまで、一切表に出されませんでした。
寺で私たちと別れる際に、父は夫に対して車から手を振ってしました。
父が心の中でどう思っているかは知りません。
でも、これでよかったんだなと思いました。自分が今だと思うタイミングで、行動することは大切だと思います。
そして、じいちゃんには感謝しきれません。叔父・姉など他の家族との関係も以前より良くなりました。
これからは、家族とのイベントがもっと増えていけばいいなと思います。
🌈もっと詳細が気になる人は、こちらの動画をどうぞ