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産業医面談で心がけたこと

 産業医面談って何よ?というと、医師免許を持った人(※)が「この人を職場に戻しても大丈夫か」を確認するもの。言い換えれば、自分は審査を受けるイメージもある。

 とは言え、自分がこれまで辛い思いをして、恨みも苦しみもあるし、職場や会社に訴えたいこと・お願いしたいこともある。

 私も産業医面談の正解がわからないし、会社によっても違うと思います。不安ですよね。

 なので、参考までに自分の体験や気づきをシェア(メモ?)します。

(※)精神科系の医師とは限りません



◾️産業医面談前

 私は結構、最悪な流れでここまできました。上司と今後のことが連携できておらず、バタバタで産業医面接をとり、疲労困憊。

 前日については、自宅で大好きな日ハム野球観戦をしていたら、満塁HRで逆転をして、いい気分の後にエラー連続で大失点で負けるという……。

 ベッドの中では「明日の面談」と「なぜファイターズは今日負けてしまったんや」と悶々として寝不足でした。笑

 朝起きても低気圧・緊張・寝不足とコンボでテンション低めで、あまりいい調子ではなかったです。笑


◾️産業医面談の流れ(※私の場合)


①問診票的なものへの記入

②上記内容を保健師が簡単に事前ヒアリング

③産業医との面談(30分程度)

  • 薬の服用頻度・治療内容(※)の確認 

  •  生活リズム(起床時間)の確認

  •  就業意欲や心配事の確認

④産業医・保健師・上司が面談(私は別室で20分ほど待機)

⑤上記メンバー+人事労務担当者+私の総勢5名でリワークの内容確認


※市内にあまり「よろしくない精神科病院」があるらしく(←これは噂で聞いた情報)、治療内容をかなり確認されました。



◾️心がけたこと

  1. 挨拶をしっかりする

  2. 少し口角を上げる

  3. 感情的に話さない

  4. 全てにバカ正直に話さない(=「大体のところ」で回答する)


⚪︎挨拶と口角

 もちろん緊張していました。全身の筋肉が硬くて。だからこそ、産業医や保健師さんに挨拶だけは大きな声でしっかりとしました。

 無理して笑う必要はないけど、口角をきゅっと上げる意識は持ちました。(←それだけで想像以上に笑ってるように見えます)


⚪︎感情的になるのはマイナス

 そして最も注意したのは、感情的にならないこと。

「職場でこんなことされてっ……!泣」と、過去の苦しみを重く話しても、自分が思うような反応は返ってこないと思って臨むこと。

 なので私も、聞かれたことだけを淡々と答えました。具体的にどんな?と質問されても、「あくまで私の感じたことなんですけど」とか、感情を抜いて話すことを心がけました。


⚪︎答えづらい質問は、真剣に考えない

 「バカ正直に話さない」というのは、嘘をつけという意味ではありません。

 産業医からの質問には、答えづらいものがあります。

 私が困ったのは起床時間と服用頻度について。正直、知らねぇと思いました。笑 だって毎回記録とってないもん(私は毎日飲む薬はもらっていません)

 そういうのは直近の様子であったり、七割ぐらい当てはまる内容を答えとこっ!


◾️私の面談総括

 もう本当に、お互い塩対応で、事実だけ述べて事務的に淡々と終わりました。

 私自身は不安はあまりなかったんです。嫌な人は人事異動でもう既にいないし。人間関係が主たる理由なので、業務への不安も別にない。

 ただ、休職中に当時の上司の言動には苦しめられた(←休職原因とは別の新たな問題)はあったので、それについては「強いて言えばですけど、あの人と働く上での接し方がわかりません」と回答しておきました。


 始まる前までは何を聞かれるのだろう、何を訴えればいいのだろうと、いろいろ心配でした。あと、色んな意味でエモーショナルになって涙も出たし。行き道に何回深呼吸したかわかりません。


 でも「感情的にならない」というルールを一番の目標に掲げていたおかげで、冷静になれました。

 もし、それが本番でできなかったとしても、「完璧主義にならなくていい、そんな自分も許容しなさい」と事前に自分に言い聞かせてました。

 結論、今日は目標を達成。頑張った自分!

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