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無意識なスマホ弄りをkindle読書に変えて気づいたこと

ここ数ヶ月、kindleを買ったり
読書を趣味にして気づいたこと
今日は書きたいと思う。

結論言うと、
スマホをいじる時と
出口の満足度が違いすぎる

ということだ。

それを知るきっかけは、
私が暮らす札幌でトウキビ🌽を
買うために列に並んだ時だった。

①同じタブレット端末なのに充実感が違う


GWに夫と
「大通公園のトウキビワゴンで
トウキビ食べよう🌽」

という話になった。

観光客向けのものだが
食べたことがなかったので、
軽い気持ちで大通公園へ。
行ってみたら、まぁーすごい人。

こんなに人がいたとは…


夫はビールを買いに並び、
私はトウキビの列に並んだ。


15分以上は並んだ。
このとき私はカバンから
買いたてホヤホヤの
kindleを取り出した。


ちなみに読んでいたのはこちら。

2022年の文學界新人賞作品


kindleは本当に軽くていい。
小さいバックにも入る。


私は夢中で読んでいて
トウキビワゴンの列に
並んでいる苦を感じなかった。

焼きトウキビうまー


このときに気づいたことがある。

もし私がこの時間を
スマホで暇を潰していたら
疲労を感じていただろう。

列に並ぶ苦痛や「まだかな」を
感じていたと思うのだ。

その理由を後述していく。
さて、スマホいじりと、
kindleの違いとは?


②スマホのスクロールには中毒性がある


スマホで見たいものを探して
時間を潰すのより
kindleで何かを読む方が
時間を潰すのに疲れない。

この仮説に気づいてから
私は週末の暇な時に
スマホを手に取るのをやめた。


あえてどこかにおく。
そしてkindleで本を読む。


何が違うのかと言うと
スマホの場合は
その時間の半分以上が
無駄なスクロール操作の時間だ。

ずっと何かを無意識に
探しているのだ。 


探していると言うべきか、
探させられていると言うべきか。 

例えばyoutubeの動画、
おしゃれなインスタの投稿、
話題のTwitter、
面白いTickTok、
興味があるnote


自分の今の精神状態や脳の状態に
クリクリっと効く何かを
無意識に指でずっと探しているのだ。


指のスワイプ作業は
カジノのスロットと同じで
博打の要素を持たせているから
この状況が生まれているらしい。

SNSは無意識にでも
人がそれを使うように
秒単位で計算されて作られている。

しかもSNSにあるものは
商業的に売られているものと違い、
短時間で作られているし、
短時間で見たり読めるものだ。


だから「あぁ、すっごい満足!」
みたいになるコンテンツは
商業的に売られてるものに比べて
かなり少ないと思われる。


③満足するものを探さなくていいのがkindle


ある映画監督が、最近のタイム・パフォーマンス(タイパ)主流の傾向に苦言を呈していた。

映画はその登場人物の人生に付き合うもので、それが面白さであり良さであるから、ショート動画とかで結論だけ知るとかけしからん、みたいな話だったと思う。


私はついこの間まで
読書なんて全くしない人間だった

今は、この言葉の意味が
非常によくわかる。


退屈なときに面白いものがないかと
スマホをたらたら覗いている。

結構な時間が経っても
何も満たされていない。

まだ何か面白いコンテンツを
探そうとしている自分がいる。


ハッと我に返って
kindleに持ち替えて
読みかけの小説の続きを見る。

正直、主人公の人生に
付き合う気分ではない。

しかしそこをグッとこらえて
主人公の人生に付き合ってみる。

そうすると最後には
ハラハラしたり、ワクワクしたり
心が豊かになっている自分がいる。


本当にそういうときこそ
バーーっと読むのが止まらなくなり
凄い勢いで読んでしまったりする。


何を求めてるのか
自分でもわからないくせに
それを探し求めるのは疲れる。


なんか洋服を買いに行って
時間をかけて何店舗も覗いたのに
何も買えなかったときに近い。


それなら映画館に入ってしまう。
誰かの人生に寄り添ってみる。
何かメッセージを自分なりに
感じ取って帰る。


何買えばいいかわからないのに
街中を歩き回るよりかは
時間の使い方としては有意義だ。

この例が、スマホに代わる
kindleの良さだろう。


④探すのではなく、付き合う


私はスマホでSNSをいじくるなら
読書のほうがいいよと
単純に言いたいわけではない。


これが紙媒体の本になると
私の中では少しハードルが
高くなる印象がある。


最初にも申し上げたが
kindleはとにかく軽いのだ。

どこにでも持って行きやすく
寝転んだり風呂でも読める。
このタブレットに何十冊も
本が入ってしまう。


やっぱり現代人にとって
タブレット端末というのは
ものすごく手に馴染む。

私はもちろん紙媒体の本も好きだ。
でもスマホのSNS弄りから
本の読書に切り替えるというのは、
なんか靴を脱いで履き替えるような
微妙なハードルを感じてしまうのだ。



ゴロゴロとベットやソファで
読む媒体としては
私的にはkindleの方が気を使わない。


そんなわけで今日も
kindleに入れている数冊のうち
一冊の小説を読み終えた。

野ブタをプロデュース。の作者の小説


3人の男性が出てくるのだが
男性の本心に触れる物語だった。

男の人が読むと共感して
涙が出てくるかもしれない。

女の人が読むと驚きとともに
周囲の男性の心理について
理解が深まると思う。


あぁ、今日も目的のないSNS弄りに時間を費やしなくて良かった。

SNSは大好きだし自分自身も
youtubeに動画投稿もしている。
だからSNSそのものを
否定する気は全くない。 

でも何が心が満たされたいと
スマホをいじってる時は
スマホを置いてぜひ時間の使い方を
変えてみてほしい。

きっとそのほうが、
いいため息つけますよ。


P.S. そんな私も最近仕事で気づいたインプットの仕方の大切さ(読むこと)
について、地元の博多弁でお話ししました。

今日ここで書いたこととリンクしたことをシェアしています。よろしければどうぞ☺️

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