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最近クレカでの入金が厳しくなっている?? -今後の決済方法の行方-

こんにちは、JOCで決済方法の記事を執筆している田中エミリアです。
 
ここ最近、オンラインカジノでのクレジットカード入金が更に難しくなったと感じたことはありませんか?
 
オンラインカジノ業界において、クレジットカードは長らく主力の決済手段として広く利用されてきましたが、最近クレジットカードでの入金がより厳しくなってきており、プレイヤーや業界関係者にとって大きな問題として話題になっています。
 
規制強化やカード会社の方針変更により、従来のクレジットカード決済が制限される中、新しい決済手段を模索する必要に迫られています。
実際各クレジットカード会社のHPをチェックすると、オンラインカジノに関する注意書きが見られるようになりました。

JOC|日本のオンラインカジノ.comではプレイヤーに安全な決済方法を推奨する為、今回は、オンラインカジノでのクレジットカード決済の現状と、それに代わる今後の決済方法について詳しく探っていきたいと思います。

クレジットカード入金の現状と規制強化

クレジットカードでのオンラインカジノへの入金は、手軽でスピーディーな方法として多くのプレイヤーに支持されてきました。
しかし、近年特に日本国内では、クレジットカードを用いたギャンブルの取引に対する規制が強化されています。
 
実際に日本からクレジットカードを使ってオンラインカジノに入金しようとすると、このような事例がみられるようになりました。

カード会社から電話で問い合わせがくる

普段、オンラインショッピングやAmazonなどの買い物で利用した際に、 カード会社から確認の電話がくることは、通常滅多にないことなので、カード会社から連絡が来るとびっくりしますよね。

電話の理由は、何の目的でクレカを利用するのかを尋ねることです。

私は過去に某銀行で仕事をしていましたが、特に高額な入金や出金に関しては、顧客に利用目的などを詳しく聞くことがありました。

それは、何か犯罪に巻き込まれていないか、不正利用ではないのかと確認するためです。
そのため、クレジットカード会社も厳しくチェックしているのだと思います。 
また、クレジットカードをオンラインカジノで使用したことで、カードの利用限度額が引き下げられたという事例も発生しています。
 
オンラインカジノ業界で長く決済方法について調査してきた立場から言えば、今後は、日本国内ではオンラインカジノに使えるクレジットカードは減少していくと言わざるをえない状況になっています。

カード発行会社の方針転換


クレジットカード会社は、オンラインギャンブルの取引に対して慎重な姿勢を以前からとり始めていますが、これには、ギャンブル依存症の問題やマネーロンダリング対策といった社会的な問題が背景にある他に、少し前に注目された「スモウペイ」という決済代行業者の関係者が逮捕されたことから、さらに国内では規制が強まったのが原因と言えるでしょう。
 
海外ではクレジットカードはオンラインカジノの出金にも使え、申請すればすぐに賞金が振り込まれ(週末以外は)ものすごく便利な決済方法ですが、日本ではクレジットカードでの出金はできないのです。

クレジットカード利用停止の影響

 
クレジットカードでの入金が制限されたことで、プレイヤーはスムーズな入金手段を失い、別の決済方法を探す必要があります。この変化は、オンラインカジノの利用者にとって大きなストレスとなるだけでなく、カジノの運営側にとっても正直マイナスと言えます。

クレジットカードに代わる決済方法は?


 そこでクレジットカード決済に代わる入出金方法が注目されています。
 
クレジットカード決済が制限される中で、オンラインカジノ業界は下記の2つの決済方法に力を入れてきています。
 
電子マネー決済
 
電子マネー決済は、オンラインカジノでは、すでに広く普及している方法です。
Payz、Vega Wallet、 i Wallet、  MuchBetter、Jeton、 Tigerなど、多くの電子決済サービスがあり、手軽にオンカジに入出金が可能になっています。
利用できるオンラインカジノが多く、電子マネー決済によっては手数料を安く抑えて利用できるため、一つあれば十分というプレイヤーも居るほど人気の決済方法です。
 
さらに、電子マネー決済は二要素認証(2FA)などが使われており、安全にオンカジの入出金ができる点がポイントです。
利用する電子マネー決済によっては、マルチウォレットと言って、日本円やUSドル、ユーロなどの複数の通貨を保有することができるため、遊ぶカジノによって使い分けることができるため、とても使いやすい一面もあります。
 
しかし、使う電子マネー決済によって手数料が異なるため、いくつか比較してから選ぶ必要があったり、遊びたいカジノが使えるかどうか確認する必要があります。
 
今のところ、日本からの利用制限などはないため、安定している決済方法と言えます。
 
仮想通貨
 仮想通貨(暗号通貨)は、すでにオンラインカジノ業界で広く普及している決済方法です。
ビットコイン(Bitcoin)、イーサリアム(Ethereum)、ライトコイン(Litecoin)、リップル、テザーなど、さまざまな仮想通貨がオンラインカジノで利用可能となっています。
 
実際、オンラインカジノ業界でも仮想通貨を取り入れるサイトが増え、暗号通貨を利用したいからとライセンスを乗り換えるカジノブランドもあるほどです。
入出金スピードが早いことや、即時または数分で処理され、プレイヤーが望むスピード感と決済の煩わしさを全て解消してくれる方法として重宝されるのです。

近い将来、仮想通貨はオンラインカジノの決済手段として、より一般的になり、クレジットカードを利用するように気軽に利用できる方法となるでしょう。

しかし、仮想通貨はご存知の通り価格変動があり、日によっては通貨価値が大きく変動することがあり、資金が減ってしまうリスクがあります。
また、国内では仮想通貨の利用はまだ馴染みがなく、抵抗感がある人が多いのが現状です。

ですが、長くオンラインカジノ決済の動向を調査してきた私は、仮想通貨のみが決済方法として生き残るのではないかと予想しています。

お馴染みの銀行送金はどうなる?


銀行送金は、クレジットカードに代わる決済方法の一つですが、銀行側もオンラインカジノの取引に関する警告を出していることから、将来的に利用不可になると考えられます。

実は最近もいくつかのカジノで銀行振り込みができなくなるトラブルが発生していました。
しかし、代わりに電子マネー決済や仮想通貨を利用することで、安全にカジノに入出金することが可能ですので、あまり心配になることはありません。

今後の決済の行方は?

今後の決済方法の行方としては、仮想通貨のさらなる普及、新しい種類の電子マネーにプレイヤーの評価が集まるでしょう。

特に、仮想通貨の利便性と低コストが評価されており、オンラインカジノ業界はもちろん各方面での決済方法としても採用が広がるでしょう。オンラインカジノだけでなく、ブックメーカーでも利用できるという利点があります。

ただし注意事項もある トラベルルールの存在

注意したいのが、2023年6月に施行された仮想通貨のトラベルルールにより、国内の仮想通貨取引所はオンラインカジノの決済には使えなくなったことです。
これからオンカジを始める人は海外の仮想通貨取引所を利用する必要があることを覚えておくと良いでしょう。
間違って、コインチェックやDMMコインなどを利用してオンラインカジノへ入出金しないよう気をつけてくださいね。
 

 

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