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【クラシック】混乱したような、混乱していないかのような、何かの話【オペラ】

 難しい季節、3月。人と会うとか会わないとか、あるいは今年某ウイルスで諸々中止になったりだとか。近頃書くのが追いついていないですが、オペラやコンサート自体に行っていないわけではなく。むしろ、4月からの生きる気力をチャージするために今月はけっこういろいろ行くつもりだったのです。

 ですが今月はいくつものオペラ、コンサートが中止になってしまいました(◞‸◟)

①ジャナンドレア・ノセダ指揮

 何を隠そうわたくし、ジャナンドレア・ノセダ・スキーでございまして(意訳:ジャナンドレア・ノセダが好き)。去年12月の誕生日プレゼントとして公演のチケットを買ってもらっていたのです。

 ノセダ指揮のコンサートだから、去年から心待ちにしておりました。これに行くまでは死ねない、みたいな生きる気力のもとでした。本当に心待ちにしていたのです。だって生のノセダ指揮とか聴きに行くしかなくない?

 しかしながら、某ウイルス関連により中止.....(◞‸◟)いやいいのです。団員の方やノセダ自身までもリスクを犯すことはないと思いますし、こういう時期に海外から来るのはクレイジーだとも思うので。

 いいのです。落ち込んではないのです。けれどもあれ。ただ、4月からどうやって生きていけばいいのかわからない、みたいな。メンタル充電できてない感じが半端ない。ジャナンドレア・ノセダ指揮、いつかぜったいに聴きに行きます。そう思わないと生きていけない。

②オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』

 こちらもすごく楽しみにしておりました。モーツァルトのオペラ。『コジ・ファン・トゥッテ』。楽しみだね、と言いすぎて、もう何度『コジ・ファン・トゥッテ』、『コジ・ファン・トゥッテ』と言ったかもわからないくらいには心待ちにしておりました。

 じつはちょっと所用があって『セビリアの理髪師』は観に行けなかったのです。ロッシーニなのに。ロッシーニなのに!ロッシーニなのに!!(非常に大切なことなので3回言いました。)

 ああもう今回の話には関係ないけど載せちゃう。うん。そして『コジ・ファン・トゥッテ』も中止です。オペラ成分が足りなさすぎて死にそう本当に。

 これは恵まれすぎているゴミクズニートという自覚をもって、自戒を込めて書きたいのですが、クラシックのコンサートに行ったり、オペラを観に行ったり、美術館に行ったり、映画を観たり、そういう自分の思う文化的な生活ができないと本当にきつい。精神がもたない。なんてことでしょう、ってやつっすね。

③小澤征爾音楽塾『こうもり』

 大好きなJ.シュトラウスII世『こうもり』を小澤征爾音楽塾でやると聞いて。小澤征爾指揮じゃあチケットは争奪戦だろうなぁと思い、発売日前日に発売時間を調べていたら、まさかの某所で先行発売あり。それなりには良い席がとれたのです!とれたのですが、中止となりました。

 しゃーない。しゃーないっす。しゃーないんですが、こうもり・スキー(意訳:『こうもり』好き)としてはなかなかね、つらいものがあるよね。

・実際問題、収束してから考えるっきゃない

 いやもうほんと、来年度どうやって生きていくんだろうとか思いはするんですが。予定は決まらんし、メンタル充電できてないし。でも、某ウイルス関連が収束するのが先決なので、その後にでもゆっくり考えようかなと思っております。収束するまでどうやって生きればいいんだ〜というのもなきにりもあらずではありますが、クラシックの尊い音楽を聴きながら壁に頭を打ちつけまくる日々を送ればどうにか正気が保てそうな気もいたします。

 METまでこんなことになってしまって非常に心苦しい。METオペラのライブビューイングめちゃくちゃいいんすよ。本当に。

 日常が、芸術が、戻ってきますように🙏

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