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こんにちは。キャリアコンサルタントの橋本です。
 
勉強の仕方(方法)について考えてみたいと思います。
 
巷には様々な資格が存在しています。「資格」という肩書は、役に立つ場合もあれば、あまり役に立たない場合もあります。しかし、資格取得に要求される知識は、役に立つと考えます。
 
なぜ勉強が必要なのでしょうか。
明治大学教授斎藤孝氏は、「自由に生きるためだ」と言っています。リベラルアーツは「自由に生きるための技術」です。リベラルアーツは、明治時代に「教養」と翻訳されています。
「教養」に含まれる哲学、数学、天文学、物理学、生物学、化学などは、「自由に生きるための技術(武器)」となるものです。
 
仕事能力も自由を手に入れる武器(技術)です。仕事ができれば、好き勝手に指示命令されることはなくなります。
仕事能力を学ぶ(勉強する)ことは、つまり学習サイクルを回すことです。
学習サイクルは、経験→抽象化→体系化→仮説設定→次の経験という「一つの経験」から「次の経験」へのサイクルです。
この「抽象化」、体系化」には、先達が作った経験知識の体系を利用するのが手っ取り早くできます。おそらく、そのような経験知識の体系が資格試験の教科書に採用されていると思います。
 
資格を取得しただけでは、仕事の能力は上がりません。仕事の能力を上げるには、3つの能力が求められるからです。
①専門知識、②コミュニケーション力、③仕事を進める力 です。
 
資格取得の勉強で、「①専門知識」は向上するでしょうが、残りの2つの向上は望めそうにありません。
ちなみに、「③仕事を進める力」は、複数の仕事の「優先度」の判断、自分でやるか、他人に「任せるか」を判断する力や「会議力」など多彩な力も含みます。

では、資格取得の勉強のコツを紹介しましょう。

1.思い立ったらできるだけ早く試験を受ける。
1回で受からなくても、何度も挑戦する。
2.問題集中心に勉強する。
問題集から始めた方が効率的です。教科書は抽象的で読みづらく、何が重要なのか分かりません。問題集を解くのではなく、答えも含めて読むと、何が重要なのか分かります。また、問題を解くと、自分の理解不足なところが分かるようになります。何回もやると自分の進捗が分かります。
3.教科書は、最初はざっと読み通す(理解はしなくてよいです)。
理解しようとすると、理解できないところで躓き、挫折することが多いからです。そして、その後、6回(最低3回)読みます。それだけ読むと分かってきます。
ジクゾーパズルは、分かったところからピースをはめ込んでいくと、最初分からなかったところにもピースをはめることができる、というプロセスに似ています。
4.アウトプットを増やす。
勉強したことを人に話す、教えます。そうすると、学んだことが、記憶に残りやすくなります。
5.意思が弱くても続けられる工夫をします。
具体的には、周りに公言します。
 
資格取得のための勉強のための良いところは、
①  目標が出来ること。
目標のない勉強は続きにくい。
②  資格を取得したら達成感がある。
③  やり遂げたことによる自信がつきます。
 

参考文献:
鈴木秀明著「脅威の『合格』勉強術」
椋木修三著「超高速勉強法」
茂木健一郎著「脳を活かす勉強法
斎藤孝著「勉強の力」
藤田信一著「ブログ」

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