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就職・転職活動のススメ①まずはじめにやること

こんにちは。SsHhです。
現在、30代後半、ITサービス会社役員、転職活動何回も、採用担当ここ5年ぐらいの経験から就職、転職に悩む方に少しでも役に立つ発信が出来たらと思い始めました。1回目は、まず就活・転活のはじめにやること、やってほしいことを書きます。

自分がどんな生活を送りたいかを深く考えること

人は皆、色々な価値観で生きています。仕事は生活する時間の8割を占めていますので(他は食事か寝てるかです)、当たり前ですが仕事をしている時間がめちゃくちゃ重要。この会社で働くに朝起きて、職場に向かって(在宅なら机に向かって)、働いて、昼ご飯を食べて、作業やコミュニケーションを取って、家に帰る…。これを毎日繰り返すわけですから、ここをしっかりイメージしておかなければなりません。私も何人もの方にお会いしてきましたが、これをイメージできてる人なんて本当に少ないです。かく言う私も転職活動中はいい気なもので「お金貰えればいいやー」ぐらいの気持ちでした。

給料さえ貰えれば仕事は何でもいい、が一番良い動機だと思う

しかし「働くイメージがそもそもできない!」「行きたい会社はあるけど具体的な仕事がわからない!」なんてのもあると思います。そこで、もしこれを読んでいるあなたが昔の私のように「まあ仕事の内容は公序良俗に反することじゃなければ何でもやるし、給料が高ければ全然OK」という方ならば、それでも良いですし、一番良い志望動機だと思います。給料の良いところに面接を受けに行き、シンプルに面接官に「稼ぎたいので」と言えば良いと思います。そしたら大体受かると思います。面接官もビジネスをしていますし、企業の採用担当は採用数や離職率の低減などを目標として課せられていますから『この人なら辞めないで働いてくれそう』と思わせれば面接は通りますし、経営陣あたりには『自分が稼ぎたいので、会社の売上が上がるように頑張ります』ぐらい言っておけば良いと思います。

「稼ぎたいは志望動機として不純」という偽善的な誤り

昔にバイトしたカフェ&バールのチェーン店のマネージャーは私を採用した理由として言ってくれたのは「お金無さそうだったから」でした。お金が無ければ働くしかない、休まない、辞めないと思ってくれたそうです。それ以来、私もなるほどそれが一番の志望動機かもしれないと思いました。私が面接している中でも『稼ぎたいです!』とストレートに言う人は殆ど見たことがありませんが、そんな方が現れたら速採用すると思います。だって、企業は稼ぐために存在しているのですから。そんなこと言ったら印象が悪くなるかも…と思わないで大丈夫です。一般企業なら何もおかしいこともありませんし、それで悪い印象になるような企業は、その企業の経営陣は何のために仕事をしているのかと問いたくなります。もちろん自治体や収益性のない組織団体は別です。そういうところを志望している方はテンプレの「人の役に立ちたい」とか別の理由がいいかもしれません。

働くイメージが湧いてこなかったら、質問しまくっていいんです

面接あるあるですが「何か当社に対して質問はありますか?」と聞くことがあります。私も転職活動中に、最初にこの質問を受けることも何回かありました。初めてこれを言われたときに「え?自己紹介が先じゃないの?」と思いましたが、これも試されてます。志望してきたのはいいけど、ちゃんとウチの会社のことわかってるのかな?という面接官の確認です。しかし、逆に言えば大チャンスです。自分の働くイメージのため、どんどん質問したら良いのです。よもや聞いたことは目の前で手帳やタブレットなどにメモしてください。朝は始業時間より早く来る必要があるか、業務中は休憩は取っていいのか、PCやスマホは貸与して貰えるのか、外出や商談のための訪問はあるのか、会社で自己啓発のサポートをしているか、メンバー同士で飲みに行ったりするのか、給料はどれぐらいの期間でどれだけ変わるのか…。あと、面接を受けるのはお互いに時間を要することですから、応募の前にここだけは聞きたいというのも聞いて良いのです。返事がない、答えてくれない会社は止めた方がいいですし、それを聞かなくても別にいいやという方が応募しますから大丈夫です。この聞いたことを自分なりに持ち帰り、よくよく検討したら良いのです。イメージと違ったなと思ったらそれが我慢できるか、考え辞退するか決めれば良いです。お祈りメールと言われてますが、お祈られメールもあります(採用担当の嘆き…) 自分が住む部屋、家を選ぶように決めればいいんです。最初に言った通り仕事は生活です、納得の行く仕事を選べばいいんです。金が無くなったらいくらでも働く先はあります。その時は歯をくしばって働き、力や知識を付け本当にやりたいことをチャレンジすればよいのです。

次回は、履歴書や職務経歴書についてお話ししたいと思います。


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