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【仕事】ちょっとだけ先駆者なら、動きだそう

口ばっかりのやるやる詐欺にならないように…

実行されない「やりたい」「やらなきゃ」

新しい部門や部署、DX(デジタルトランスフォーメーション)の文脈だったり、新規事業系など、これまでの既存のビジネスやこれまでの文化風土を変えてやるんだ!という意気込みは良いとして、それがいつまでも実行されないという状況があります。

これはやるべきだ!という打ち出した施策(以下、アレ)が、いつやるのかと見ていたり、「そういえばやると言っていた、アレはどうなったの?」と問いかけると、

「アレをやるのは、今ではない…」
「まだ状況が流動的なので、もう少し待とう…」
「いや、今はそれの優先度は高くない…」
「うちらがやることではないかな…」

という言葉が返ってきます…
しかし、その言葉が出てまた暫くすると、

「やっぱりやるべきだ!やろう!」

と言い出すのですが、ある程度また時間が経って確認すると、以前と同じように進捗はなく、保留された状態になっています。

そしてコンサルタントや外部のビジョナリー、偉い上層部の人が、

「そのアレはやるべきだよね?」

というと、

「いやあ、鋭い!そして、まさに私もそう思っていたのですよ!」
「そして、既にそのアレをやるために、色々と今やっております!」

と、アピールしてその場は濁すのですが、また熱りが冷めると言わなくなります。

さて、一体何時どういう条件が揃えば、そのアレは実行されるのでしょう?(汗)

調べたり悩んだり延々しても仕方が無い

せっかく筋の良さそうな施策のアレなんですが、こうも保留され続けてしまうと腐ってしまいます。個人的には良いと思ってるので、ひとときの誤魔化しやアピールに使って欲しくはないのですが、正解がない中で思い切って自分自身や人を動かすにしても、責任が取れないとか、そのアレな施策自体を明快に説明しきれないとなると一歩足が出ません。

100パーセントもしくはそれに近い確度まで高めてからやるとなると、それは既に新しい事ではなく既存のことになります。そこまでしないと腰が上がらないのであれば、DXや会社の風土文化改革なんて担当しない方が良いかと…。

自分にスキルや実力がないという場合であっても(もちろん無策でやっても憤死するだけですが)まだまだ学びと実践が必要な状態で、飛び込んでみる・始めてみることで、自分自身を追い込み、成長しながら進めていくことだって必要な場合もあります。

「ちょっと先」に行ってるなら先駆者

新規やらDXやら、試行錯誤で悩みつつ真剣に取り組んでいれば、半年くらいで社内ではある程度先駆者の部類に入れると感じています。
未踏の地に一歩でも踏み入れれば、先駆者やパイオニアと自ら呼んでも良いと思っています。

外資系やスタートアップ、ベンチャー相手だとまた話は違うかも知れませんが、自分たちのお客様や類似の事業をやっている他の会社にしても、新規事業への取り組みやDXについてはまだまだこれからなところは多いと思います。

確実に成功させるような戦略や施策というものは存在しません。
そして、他のところで上手く行ってることがあっても、自分の会社に置き換えてみると上手く行かない場合もあります。
もちろん、色々情報収集したり、アドバイスをもらうことはできるのですが、自分たちなりにカスタマイズして実行に移すのは、自分たちしかいません。

ちょっと先に行ってるなら、いつまでも悩んだり・調べたり・考えたりして停滞せず、先駆者の誇りをもって、動き出せばよいのです。


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