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【仕事】カイゼンで自分のものにする

カイゼンの中で、自分のものにしていけばよい。

引き継いだメイン講師

ここのnoteでも何度か書いていますが、上期の終わりあたりから会社の社内で行われている研修のメイン講師になりました。
それまでは別のプロフェッショナルな方がメイン講師をされていて、私は補佐役というかサブ講師として参加しており、裏方としてサポートしたり、ZOOMのブレイクアウトルームでグループワークしているときのフォローなどをしていました。

元々メイン講師をされていた方がこの研修をスクラッチに構想し、研修中の流れや研修で使う資料も全て作っていました。私も一通り流れは把握し、最悪メイン講師の方が都合が悪くなっても代役できるようにはしていました。

そして上期の終わり頃、メイン講師の方の都合が合わないときがあり、実際に私がメインで実施することになりました。そしてそれ以降、一回やったのならできるでしょ?ということで、メイン講師の方から正式に引き継ぐことになりました。
(とはいえまだ心許ないところもあるので、メイン講師の方の会社から専門性のあるサポートの人はいれてもらいました)

研修を自分なりにカイゼンする

もともとの研修の構想にも資料作成にも関わってはおらず、なんとか内容も進め方もメイン講師の見よう見まねで自分の中にインストールしました。

毎回の研修の内容はZOOMの録画機能を使って記録されているのもあり、私は必死になってその録画を何度も観て、流れやペースを掴んだり、プレゼン資料には載っていない口頭だけの説明や、決まった流れ通りではない状況に合わせた動き方などを把握し、メモに残し、そのメモを傍らに置いて何とかやってきました。

そして、自分がメイン講師になって少しやり方を変えたことがあります。
それは毎回の研修が終わった後、すぐに反省会という名の振り返りを他のサブ講師と行って、次の研修をより良くするためのカイゼンポイントやアクションを出す場を持ったことです。

前に書いたメイン講師の方がいらっしゃる頃もカイゼンは徐々にしていたのですが、何分お忙しい方でふりかえりの場は持てず、カイゼンが必要そうなポイントはチャットで連絡はしていました。

自分がメイン講師になってから、他のサブ講師も含め、研修後すぐであれば比較的集まりやすく、毎回終わってすぐに反省会をすることにしました。
(研修が終日拘束が必要な規模なので、終わった後も予定は入れないでいました)

この反省会という名のふりかえりはやってよかったなと思っています。
まだ研修が終わっての熱が冷めていない中なので気になったこと、気づいたことを忘れる前に表出し共有できるので、会自体も活発に議論されて盛り上がりますし、次々にカイゼンポイントとアクションが出てきます。

そして前回出てきたカイゼンポイントとアクションがちゃんと実施されたかどうかも毎度確認するので、カイゼンの実行性もありますし、なによりやればやるほど研修が良くなっていく感じがします。(実際、良くなってきていると思います)

カイゼンをしっかりやると自分のものになる

反省会によるカイゼン活動の効果は私にとって他の効果もあり、そのカイゼンポイントとアクションを自分がやっていく中で「(誰かが作った)他人のものだった」研修が徐々に「自分のもの」になっていく感じを得られたことです。

もちろんベースになっている前のメイン講師の方の研修設計が素晴らしいのもありますが、ずっと同じのままであるべきではないですし、中身の本質が変わらなければ、進め方が効率的になり、受講生の理解が進みやすくするために、常にカイゼンされていくことは否定されないでしょうし、むしろそうあってほしいと望んでいるものでもあります。(研修に込められている内容にカイゼンも入ってますし)

今後もより一層自分のものにし、かつ受講する人みんなが受けて良かったと思える研修になるよう、毎度毎度カイゼンしていきたいと思います。


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