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【仕事・雑記】「確認すること」は嫌がられる?

間違いが無いように、リマインドのためにしているのですが…

何故かイラッとされてしまう

昔、ドラマやマンガでもよく見かけたシーンで、親が子供に「宿題やったの?」と聞くと、子供から「今やろうと思っていたのに!」「言われると逆にやる気無くす!」と親に言い返す、というシーンがありました。

これって今でもありますし、親になって自分も妻も、子供に言いがちです(笑)。
口がそれなりに達者になった年齢になると、子供も「わかってるよ!」「やろうとしてたよ!」と文句を言うようになりました。

まあ、本人もやろうとしているのはわかるんですが、他のことしてたり、なかなか動き出さなかったりすると親としてはイライラしてきます。言わないまま忘れていて、朝になって宿題やってないなんてことにならないよう、どうしても自分達側が気づいたときに言ってしまいます。

世の中や会社の中でもあること

この辺、イラッとしてしまう理由に怒りの沸点の問題や、置かれている状況や精神状態にも依る部分はあります。

最近見たネットニュースでもあったのですが、コンビニの店員がお客さんに「袋、要りますか?」と確認したらそれに対して「要らないよ!」だったり、「要るよ!見れば分かるだろ!」だったり、急に怒り出す人もいるようです(要るも要らないも両方あるから厄介ですね点)。たばこやお酒の年齢確認でもイラッとする人もいるようですね。まあ、見たら分かるだろという意見も分からなくもないですけどね…。

自分もたまにイラッとしてしまうことはあります。
家の中でも先の子供の例と同じで、自分としては理解していたり、タイミングみてやろうとしているときに「〇〇だからね?間違えないでね!」「〇〇したの?」と言われるとイラッとして、たまに口に出してしまいます。

仕事の中でも既にやり始めていることや既にやり終わったことを「出来てるの?」と言われると、いややってるし!できてるし!とイラッと思うこともありました。(最近は無いですし、さすがに口には出さないようにしていますが)

自分にしろ、他の人にしろ、相手が憶えてるか?理解しているのか?の状況が分からない中、間違いが起きないよう確認をするのは普通のことなのですが、確認される側としては「分かっているのに、なんで指摘されるのか?」と自分は間違ったことをしているわけでもないし、まだ忘れているわけではないのに注意されているような感じに受け取ってしまうのでしょう。

後は頻度の問題ですね。同じ人から何度も言われるのもそうですが、言う相手からすれば一度きりなのに、色んな人から何度も言われるシーンがあると「またそれを言うか!」となってしまうのでしょう。コンビニやスーパーの袋や年齢確認の例はそういうシチュエーションですね。

完全に解決できるアイディアは無さそう…

ストレスを溜めたくないので、言うにしても、言われるにしても、確認によってイライラしたり、されたりしないような方法を考えていましたが、「確認する」という行為自体が普通のことなので、なかなか解がなさそうです。

仕事においては、アジャイルのスクラムでバックログとスプリントプランニングやレビューという形で仕事を可視化し、自律的に動き、確認することを当たり前にする習慣化ができていればそこそこ緩和されます。みんなが同じ状況と文脈の上にいるわけなので、確認しあうことでチームの中での信頼感を持つことができます。

社会やプライベートは難しそうです。これは言われる側がそういうものだと理解しておく必要がありますね。子供については、紙に書いて壁に貼っておくとかチェックリストを作ってチェックさせるというのもありますが、観なくなったりやらなくなったら、それに対して指摘すると「わかってるよ!」とまた言われそうですし(苦笑)。

ともかく、少なくとも自分が確認されることが当たり前であると理解し、言われたら「確認してくれてありがとう」「気にしてくれたんだね、助かるよ」と返せるようになるべきかなと。受け取り方だけの話なので、自分がイライラしなければ、それを見て子供も変わってくれるかもしれませんし。

まずは自分から「確認されることに感謝する」をやってみたいと思います。

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