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【仕事】言葉がこなれてくるとき

日々考えて、言葉として使えば使うほど、自分のものになる。

片手間なときは自分の言葉になってない

社内のアカデミアの講師を昨年度からやっていますが、今年度になってから自信を持って話せるようになった感触があります。もちろん場数をこなしたということも関係するかもしれませんが、一番は講師として喋っている自分自身の言葉になったと実感するようになりました。

昨年度は本業があり社内副業的にアカデミアの講師をしていました。もちろん社内副業であってもちゃんと遂行しましたし評価も上々でした。
しかしやはり片手間なところは否めない部分もありましたし、本業とアカデミアの内容はあまり関連性が薄く本業の中ではアカデミアで出てくる言葉はあまり日常として使わない感じでいたため、ずっと借り物の言葉だなという引っかかりがありました。

言葉に触れる機会が増えると変わる

それが今年異動になり、アカデミアで話している内容と本業が一致しはじめました。そうなるとアカデミアで使っている言葉も日常の仕事として触れる機会も多くなります。

業務に関する説明のために言語化したり、本質を捉えるために構造化したりと言葉や構造に振れていると、それに関連する言葉を自分で解釈することもできますし、全体像や関係性というものをよりよく理解する場も増えてきます。

そうなるとようやく自分の言葉になった感じが生まれてきます。
本業のときに生み出した新しい表現や説明も、アカデミアで使ってみたりします。そしてそれは借り物ではなく、真に自分が理解して表現している言葉になっているため自信を持ってお話をすることができるようになりました。

関連付くとブーストされる

この体験から感じるのは、色々やりたいことがあっても関連性が薄いものを同時に取り組むのは相乗効果がなくバラバラに取り組んでしまうため、なかなか言葉もこなれてきません。

仕事にしろ趣味にしろキャリアの勉強にしろ、複数何かをやっていきたいことがあるならどうにかして関連付けることが大事かなと思います。直接的な繋がりがあってもよいですし、解釈として抽象化すると同じものだったり近いところにあると認識することでも良いかと思います。

まさに私はこのnoteでも書いているとおり、コーチングとアジャイルと価値創造です。これらはそれぞれは違いそうですが、コーチングは、アジャイルでも価値創造でも必要なベースとなるスキルです。繋がりがあるからこそ、学びの速度が高まり、そして相互作用が生まれるのです。

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