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【コーチング・マネジメント】時間の長さより頻度
部下やメンバーとは、長く話しますか?ちょくちょく話しますか?
週1回の1時間と、2日に1回の15分
今日、あるチームリーダーさんがメンバーとのコミュニケーションの仕方を変えてみたら、メンバーから評判が良かったという話をしているのを伺いました。
元々、メンバーとの対話(1on1)は週1回で1時間されていたそうです。
(毎週1on1をやられているだけでも素晴らしいと思います)
しかし昨今、基本そのチームのメンバーはリモートワークとなっており、直接対面で話すことも少なく、もちろん雑談などもなく、何か用がない限り、オンライン会議でしか話をしなかったことを気にされてたそうです。
そこで2日に1回と話す頻度を上げ、その代わり1回の時間を15分と短くしたそうです。最初は何故週1回では駄目なのか?と文句はあったようですが、今はリーダーと話す機会が増えて、総合的にはチームのメンバーからは喜ばれたそうです。
そして1on1だから何かガッチリテーマを決めないといけないというわけでもなく、テーマが無ければ雑談だけで終わる15分でもかまわないようにしたそうです。
これを聞いていた私以外の方も、やはりリモート主体になって雑談ができない、喋る頻度が多い方が安心できるなど好印象で、真似したいという言葉も出ていました。
コーチングも時間の長さより頻度が大事
以前、コーチングでも1回のセッションの長さよりも、実施する回数や頻度が大事であるということを書きました。3分でもコーチングはできます。
コーチングセッションというかたちでなくても、会社の中でのマネジメントで活用される1on1も基本は上司部下という立場を超えてフラットな関係で対話によるコミュニケーションです。
1回が短い時間でも、マネジャーやリーダーが頻度高くコミュニケーションを取る方が、メンバーにとってもちゃんと自分のことを気にかけてくれている、目配せしてくれていると感じ、信頼関係の構築やエンゲージメントに良い効果があります。
このリーダーの方はこのことを知っていたかどうかはわかりませんが、コミュニケーションに関して課題感を持っていた中で、自分なりにやり方を変えたというところが素晴らしいところだなと思います。
…って話をされていた後に、そのリーダーの方は仰っていたのですが…
「メンバーとはよく喋ってるけど、自分の上司とは全然できてないんだよねー」
という、オチ付きでした(笑)。
(その後、自分の上司と1on1をやるという改善アクションは挙げてくれてました)
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