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【仕事】信頼関係は仕事の基本である

仕事は当たり前かもしれませんが、信頼関係で成り立っている。

匿名のアンケートでの話

仕事の中で社内でアンケートを取ることがあります。
基本的には忌憚なくコメントをいただくために匿名で回答できるようにしておいて、もし本人として問題なければ名前やメールアドレスを添えてもらっても良いというかたちにしてアンケートの回収率を上げています。

最近アンケートを行ったのは、社内の中で活躍している人にインタビューをして社内メディアに載せて発信するという仕事をしたのですが、その際記事の最後にはアンケートを用意していて、先ほど書いたのと同様の形式を取っていました。

こういう社内記事へのフィードバックをするために、1〜2分とはいえアンケートを書いてくれる人はそこまで多くないのですが、とはいえ数十件のリアクションはもらえました。その中に自由記載もあるのですが、全てがポジティブな反応をもらいました。

インタビューに協力してくれた人との信頼関係

匿名のアンケートのため、誰がどういうフィードバックをしたか、コメントをくれたかは企画してアンケートを設計した私自身も分かりません。ただ、任意で記名をくれる人もいます。

先ほどの社内記事については、インタビューをした対象者がいるのですが、その人には協力もいただいているのである程度アンケートが回収できたら、結果をフィードバックします。その際、仮に記名をもらっていたとしても誰が何を書いたかはわからないようにしてお渡ししています。

ここで信頼関係の話がでてきます。観点は2つあります。

まず、記事化するインタビューに協力してくれた対象者の方との信頼関係です。
インタビュー自体も2時間程度拘束しますし、その後の記事の内容の確認もお願いしています。(簡単にチェックするにしても30分〜1時間はかかるはずです)
社内なので何かお礼金を払うわけではなく、完全にボランティアです。

インタビューやりっぱなしで終わるのではなく、そのフィードバックをまとめ、インタビューに協力してくれた対象者にお渡しすることで、記事化した企画が上手く行ったかどうか、加えて、対象者自身のフィードバックにもなって気づきも得られるインセンティブもあるようにしています。
このようなやり取り自体が大事で、信頼関係を崩されないためにはやりっぱなしにはしません。

以前noteの記事にもした、やり取りを閉じる・閉じないの話にも似ていますね。
正直私自身もやりっぱなしでフィードバックのない人とはあまり仕事をしたくありませんね…

アンケートを応えてくれた人との信頼関係

アンケートの結果をインタビューの対象者にフィードバックしますが、匿名なので自由記載の内容は誰がくれたフィードバックかはわかりません。ただ、やはり気持ち的には誰が寄せてくれたコメントなのかは気になります。

もう一つの信頼関係がアンケートに応えてくれた人との関係です。
先に記載したように匿名のアンケートであり、記名は任意です。では、記名があるからと言って「インタビュー受けてくれた人が知りたがってるから出しちゃえ」は私の中ではマズイと考えています。

これは私のアンケートの取り方に少し問題があり、記名は任意でもインタビューを受けている人へ、回答くれた方の名前を提供するとはアンケートの中で注意書きしていません。(ここはその後のインタビューのアンケートでは改善しました)

そこで私は記名者に一人ひとり連絡を取って、お名前を出して良いかを念のため確認したのです。結果的には全員からOKをいただきました。
これは少し自分の時間も取りますし、人から見たら面倒な作業かもしれません。
しかしもし私が許可無く名前を出していてそれが何処かから漏れて、相手が嫌な気持ちになったら、もうアンケートに応えてくれないかもしれません。最悪それが拡散されると記事そのものも見てもらえなくなるかもしれません。

信頼関係の構築と維持は手間も時間もかかるものです。
ただ、仕事を継続的にうまく進めていくためには、欠かせない要素ではあります。

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