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【仕事】反応が良いだけの人に騙されない

リアクションが良くても理解してない人も案外多いので気をつけましょう。

理解してそうで、本質は理解していない…

仕事柄、人に教えたり支援したりすることが多く、対話の中で色々とアドバイスしたり、理解が深まるような方向性を見いだしたりします。

色んな人がいるもので、黙々と聞く人もいるし、色々質問してくれる人もいるし、良いリアクションをしてくれる人もいます。

良いリアクションというのは、「おお!なるほど」「勉強になります!」「次は自分でできそうです!」というポジティブなリアクションで真面目にかつ理解しようとする姿勢を示してくれます。

しかし、このリアクションの良さに騙されないようにしなければなりません。
勿論、人にも寄って、ちゃんと理解してくれている人もいるのですが、次に話す場になったときに、全然理解してなくて、教えたり、導いた方向での対応が全然できてない人もいます。

理解できているか、説明させて確認する

理解がなかなか出来ない人はこちらから何度も指導的なことをしても、効果が薄いことが多いです。前回記事にした国語力のところもあるのですが、丁寧に何度も対話していくことも大事なのですが、何人も相手にしているとそこまで手をかけきることができません。

一番は「相手に理解しているかどうか、改めて説明してもらう」です。
人から教えてもらったことをわかったふりをしていたり、わかっているつもりだったりすると、「では、ここについて、〇〇さんの方から説明してもらってよいですか?」と振って、全然的外れのことを言ったり、しどろもどろになったりしたら、それは理解しているつもりか、知ったかぶりということになります。

これは別に意地悪をしているつもりはなく、お互いせっかく時間を取って理解を深めようとしているわけで、投資してきた時間が無駄になるのはお互いにとって不幸なことだからこそ、テスト的に振ってみることをします。

逃がさない・曖昧にしない、でもほどよいバランスで

このような指導は1対1で対話をしているときにすべきです。
他の人がいる前だと、できてないことを晒してしまい、心理的にダメージを相手に与えてしまいます。そうなるとお互いの信頼関係も崩れてしまいます。

あと、他に人がいると逃げてしまう可能性もあります。
自分は理解しているよ的な振る舞いをしつつ、他の人にどう思う?とか、良い機会なのでやってみな?と自分が標的にならないように逸らしにかかる人もいます。

せっかく面と向かってサポートしているわけなので、逃げられないように、曖昧に終わらせないように、しっかり1対1で向き合って、互いに良い学びや気づきを得られる良い時間にしていくことが大事だと思います。

そのために(鶏と卵なところはありますが…)良い関係、信頼関係は大事です。
最初からガツガツ詰め寄ると相手も引いてしまいますので、関わる濃度というか、力加減のバランスを考えて接していくことも大事ですね。

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