【仕事】自分は「自分以外」にはなれない
最近、ダメな方向に自分が行ってましたね…
全てを答えられるようになりたかった
ここ最近、マネジメントになってこれまで把握しきれてなかったことを何とか把握できるように色々情報収集していました。
情報収集していくと今やっている内容や設定されている目標について「それはなんでそうなったか?」「そもそもそれはどういう経緯で出てきたか?」など過去の検討結果が気になってきます。
最新の決まった状態だけではなく、それが前はどうなっていて、どういう検討を経て今の施策や目標値になっているのか?途中変更されたのであれば、何が要因で変更されたのか?どんどんと気になってきます。
過去にやってきた人の内容をとにかく全部把握したいという気持ちになり、過去やってきている人を引っ張り出してでも聞きたくなってきました。
それをやって何になるの?
とにかく知りたくて聞くのですが、ある人からこう言われます。
「そんな変わってきたものを追ってどうするの?」
「今決まっているものがどう決まったか?だけあればいいのでは?」
そこで私は思いました。確かにそうだなと…
過去から更新されたことを追って何になるのかと改めて気づかされました。
おそらく自分は自分の前任たちと同じレベルまでちゃんと話ができるようになりたかったのだと。
今後いろんな人に聞かれたときに、過去を遡って問い詰められたときにいかにスマートに答えられるか?ばかりを考えていたのかもしれません。
つまり、自分が答えられなくて恥をかくのが嫌だったのでしょう。
そもそも考えれば、既に最新のものに更新されているのに過去を語ったところで何の意味があるのでしょう?相手がそれを問い詰めるとしたら、どこまで頑張ってきたんだ?何かミスや穴がないか?という、「今現在」に目を向けていない本質的な価値や成果ではないところを問うている可能性はあります。
自分は自分。「自分以外」になる必要はない
色んな人に言われました。
「あなたは前任者ではない。そして前任者そのものになる必要はない」
「あなたがやりたいことをやればよい」
気が焦るばかりに、過去を全て知ることで自分は「自分ではない」何者かになろうとしていました。
自分の意思をもたない「他人」、つまり「自分以外」になりきることで、自分の未熟さや不安、不完全な部分を覆い隠し、そしてそれを他人のせいにしようとしていたのかもしれません。
自分自身を持ち、自分のチームを作り、自分らしく成果を出そう。
今日気づかされ、そしてnoteに書き出すことでなんか気持ちが整理された感じがします。
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