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【コーチング】コーチングに興味を持った理由

コーチング勉強中のHAYASHIです。
コーチングはじめてみたというnoteに書いたように、こちらでは興味を持った理由を書いていきたいと思います。

1.社外との共創活動での出来事

昨年度あたり、ある社外の会社と共創活動をしていました。
その中で自分は自社側の窓口でリーダーを務めていました。当然相手側にも窓口とリーダーがいました。
ただ、やろうとしていたテーマはほぼ決まっていなくて、そこから決めていく感じになっていました。ただ会って話をしていても仕方がないので、お互い対等な立場であることは理解したうえで、私が進め方についてイニシアティブを取っていきました。

半期や年度の節目に共創活動のオーナーの役員に答申はしていったのですが、なかなか先には進めませんでした。ただ、チーミングを上手くやったお陰で会社の壁を越えて仲良くなり、非常に良い関係性だということを評価していただき、具体的な成果は出ない状況でも我慢強くその体制は続いて検討を続けていきました。

節目で色々と異動もあったりしてメンバが入れ替わっていきましたが、関係性はより良くなっていきました。しかし成果が出てないといずれ終わりを迎えます。自社も相手企業も大きな事業方針転換もあり、役員も入れ替わりが発生したので結局終わってしまいました。ただ、両者メンバとは今も良い関係は続いています。

実は相手の会社のメンバの入れ替わりの中で、その会社を辞めてしまったメンバもいました。色々内情に複雑なことがあることは聞いていたのですが、さすがに耐えかねて辞めてしまったそうです。辞めた後、共創活動も終わってしまったので報告がてらそのメンバと雑談する場を用意して喋っていました。終わってしまった経緯も含め当時の思い出も話している中で、そのメンバからこう言われたのです。

「当時の会社の状況はとても耐えられなかった。でも、共創活動はHAYASHIさんのお陰で楽しかった。あの活動が拠り所でした。」

当時、私は自社の人と仕事することの方が少なく、あまり会社が何処とかもあまり意識しないで仕事をしていました。自分の会社のメンバと分け隔てなく、共創活動以外でもお話をしたり、引き出したりもしていました。新規系だったのでアイディアを引き出したりする必要もあったのも関係しますが、相手を否定せず、経緯を表し、違いを受け入れ、共感し合いながら、アイディエーションして、新規のアイディアを提案まで持っていったりしていました。

このときの体験にあるように、押しつけず相手から引き出す、傾聴、共感、信頼関係を築くなどコーチングにある要素を無意識にやっていたのです。なので、チーミングが上手く行った理由もそこにあるのではないかと思い、コーチングに興味を持ったのでした。

2.同じ部署の後輩からの一言

何か組織のツリーで動くという仕事より、プロジェクト的にささる仕事が多く、対等な立場で一緒に仕事をしていた後輩からも、先程の社外のメンバと同じようなことを言われました。

「HAYASHIさんと話をしていると、自分でなかなかできない、しっくりくる言語化ができるので助かります。」

後輩と私の上司にあたる人は、印象派でマネジメントキーワード(DX、働き方改革、SDGsなどのような企業組織運営に関するキーワード。沢渡あまねさんのバリューサイクル・マネジメント[Amazon]の本の中での呼称)を使いがち、かなり喋り言葉でバシッとはディレクションはせずに、余白余地を残して部下には自律的に仕事をしてもらおうという方針の人でした。(それが悪いとは言っておらず、かなり立ち向かうべき課題の変動の多い部署だったので、カチッとした体制ではなかった)
そんな感じの人だったので、彼の部下として自分の仕事で目標設定していくには、自分なりに方向性や課題などをちゃんと表出して、言語化や構造化をして可視化していかないと迷子になってしまいます。

このように人に寄り添って、押しつけがましくなく、相手が納得できる言葉を一緒に探してあげるようなプロセス、アプローチはまさにコーチングなのではないかと思うようになったのです。

3.上司からの一言

今年度から先に出てきた上司との間に別のリーダーが入ったのですが、ほぼそのチームに入ってもプロジェクト的に別の仕事をしていました。私自身も自分で仕事を定義して作ってやってしまうので、リーダーとは業務の話というより、キャリアとしてこの先どうするのかという点がメインでした。
このとき先に出てきた上司のこれまでのやり方にも不満があったり(これはまた別の所で書きたい)、本来社歴や年齢的にもそこそこのポジションを任されているはずだし、その実力があると自分でも思っていたのでかなり不満が溜まっていたのですが、この間に入ったリーダーから諭されたことがありました。

「確かにこの会社で上に上がっていく実力はあると思う。でもこれからは、外で通用するようなものを持っておくべきだ。それも目に見えるかたちで。資格でも実績でも、何か証明するものが必要だと思うよ。」

これは納得でした。確かに不確実性の高い時代に一つの会社にいること自体が最近はリスクです。副業やパラレルワークも注目されているのも、みんな一社だけという潰しが利かない状況に不安があるためだと思います。

じゃあ、自分が出来ること・強みに出来ることって何かな?と考えを巡らしてみました。そのときに先の2つの出来事を思い出したわけです。

「コーチングなら、もしかすると僕は外の世界でもやっていけるかもしれない」

このように、3つの出来事や言葉がガチッと自分の中で合わさった結果、これは自分の強みになるかもしれない、それも一つの今のいる会社の中だけではなく、世の中・外の世界に目を向けたときの自分の価値を見いだすため、そしてもっと学んでみたいという気持ちになり、ちゃんとコーチングの勉強を始めることにしたのです。

ということで、次回はコーチングを通じて何を成し遂げたいのか、もう少し表出して言語化していきたいと思います。

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