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【仕事】伝(ツテ)の大事さ

一人や閉じたチームではなかなか成果は出せない。


自分のチームのミッションと責務、そして提供できる価値によって、社内や社外のお客様に良い成果を出し、その対価をいただくことで更に投資から価値を増大させていくのが企業活動であり、そこに関わる仕事をしているものも同じ目的で働いています。

そして自分のチームや自分自身でどのようにその成果を出すか、それを何を持って測るかという目標設定と判断基準も必要です。これは会社に所属するものとしては逃れることのできないこと。

その目標は人や部署、会社の文化や考え方にも寄りますが、達成したかどうかわからないような曖昧なもの、すぐに達成できてしまうもの、チャレンジングなもの、無理ゲーなものとあります。

無理ゲーなものはもはやハラスメントに近いかもしれませんが、自分自身や自分のチームが成果を出して社内でプレゼンスを発揮しさらに良いポジションや価値を生み出すための権限やリソースをもらえるようにするには、チャレンジングな目標を設定し、達成していくことが必要になります。

しかしチャレンジングだからこそ達成は難しく、でもやり切らないといけない、そういう場合にはどうするでしょうか?

もちろん目標を見直すということも必要です。予想できない・どんなに最大限の努力をしても回避もできない、コントロールできない障害があるならば、合理的な理由として設定し直すことは可能です。それをアジャイルに見直しさせてくれる文化なら問題ないでしょう。それは甘くすることとは違い、出せる成果がゼロになるより、どう最大にするかということがポイントだからです。

しかしどうしても動かせない目標もあります。対話を重ねたところでどうにも動かせず、何とかしろという場合もあります…

そういう場合には、自分の社内の伝(ツテ)というアセットが本当に役に立ちます。長年、同じ会社にいることは最近はリスクになってきますが、社内の伝に関しては強力なアセットになります。

転職組がどんなに優秀でもこの社内の伝のアドバンテージはなかなか持てません。(もちろん社外のツテはあるでしょうけど)
特に大きな会社となってくると社内の伝があるとないとでは進みが違います。

なのでよく転職組の人はできるだけ色んな人と繋がっておく、良い印象を与え、何か少しでも役に立ち、認知してもらうことが大事です。転職してきたら同じ部署やチームの打ち合わせ、イベントなどの会合にできるだけ顔を出して名前を売ることをやっているチームも知っています。

伝を使って何とか協力してもらう。仕方無いなー、今度はお返ししてよという立場を越えたコミュニケーションや調整がしやすくなります。本質的じゃないところがあるかもしれませんが、私も目標達成が厳しくなってきたら一気に伝を頼るように動くつもりです。(もちろん相手へのお返しはいつか必ずする気持ちで)

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