見出し画像

【仕事】居場所の選択肢

会社、もしくは会社の外に居場所がありますか?

少なくとも社内の組織の何処かには所属しているとは思います。
「居場所」というと、ただ名目上所属していることではなく、

組織のミッションに基づく責任を持っている
責任に基づく仕事を持っている
組織に所属している意味や意義が説明可能である
成果を出している
役に立って感謝されている

…など、自分が組織に所属している以上に「居場所」と認識する要素がないと「居場所」とは言えません。

自らが居づらくなるような不誠実で攻撃的な態度や行動はもってのほかですが、ハラスメントにより自分以外の誰かに意図的に居場所として居づらくされていたり、不本意な異動や配属で、その組織にいることへの違和感や不満、不安もあって「居場所」と言えないこともあると思います。

そんなとき、その所属の組織以外で、自分の居場所の「選択肢」を見つけることが必要です。

コーチングでも、クライアントが自ら目標を立て、計画し、アクションを起こして前に進んでいくためには、3つ以上の「選択肢」を持てることが重要です。
(2つは「どちらか」になり、ある意味脅迫に近く「選択肢」とは言いません)
自ら選択肢を見いだし、自分で選んでいくことが自律的で達成感のある目標達成に近づく可能性を高めます。
コーチはコーチングの対話テクニックにより、クライアントに3つ以上の選択肢を見いだすように寄り添い導いていくことが求められます。

居場所についても、様々な方法で「選択肢」を見いだすことができます。

パラレルワーク:社内の副業や兼務、社外の副業、週末起業
コミュニティ:社内の有志コミュニティ、社内のコミュニティ
学校:大学、大学院、その他教室
プライベート:自宅、実家、親戚、友達、同期、サークル仲間

など、選択肢は実は探せばあるものです。

「選択肢」を3つ以上と言ったのは、職についている人は通常、会社と家庭がある人が多く、過ごす時間も長いでしょう。よって、長く過ごす両者はトラブルが起きる確率や頻度は高く、かつセンシティブな内容になるので、もしこの2択しか選べない状況だと逃げようがありません。

コーチングにおいても、選択肢がないことがヴィクティム(被害者的)な意識を生み出し、目標達成のための行動変容を阻害します。

「そんな居場所なんてないよ」と思うかもしれません。
しかし勝手に自分で選択肢を放棄している可能性もありますので、少し冷静になりつつ、コーチングももし必要であれば活用してみると良いかもしれません。

ただし、くれぐれも、怪しげな某かには、引っかからないよう、ご注意ください…コーチングを受けられるような心の下地がうまく出来てない場合には、カウンセリングや休息など他の手段で、まず心と感情を整えましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?