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【仕事】謙虚さと素直さ

謙虚で、素直な人と仕事をすると気持ちがよいものです。

学ぼうとする姿勢・良くしようという姿勢

仕事柄、人に教えたり、お話を聞いて支援することが多いのですが、色んな人がいるなと毎日感心したり、呆れたり(笑)しています。

最近、何人か研究職でありながら、新規事業を立ちあげようとする人と壁打ちをしましたが、ともかく学ぼうという姿勢と、なんとしてでも自分のプロジェクトを先に進めたい、良くしたいという姿勢が見えて、一緒に仕事をしている時間はとても楽しかったです。

まず、こちらから御願いしたことを素直にやってくれますし、こちらから言いにくいことを言っても、「なるほど!その観点はなかったですね!」「ありがとうございます!とても良い気づきがありました。勉強になります!」と返ってくる反応も言葉のトーンなどノンバーバルな部分も含め、本当に役に立ててるなと感じられるものでした。

正直言えば、研究職で事業立ち上げまでやろうとしている時点でなかなかエッジの効いた優秀な方々なのですが、私や私のマネジャーの言うことも素直にまずやってみる、常に謙虚な姿勢で取り組んでくれていた印象でした。

プライドや自己流が邪魔をする

逆に、何を言っても変わらない人もいます。
こちらがかなり手厚く支援して、一生懸命説明をしても変化も進捗もなく、あの時間は何だったんだ?と思うこともあります。

プライドがあるのか、思い込みがあるのか知りませんが、「そんなことはわかっている」「既に自分達はできている」と、まず謙虚さや素直さが見えません。

確かに言葉や文字面だけでみれば知っていることかもしれません。
でも、謙虚さや素直さが無い人は、その表面的なところだけで知っていてまともに実践をしていなかったり、実践していても間違ったやり方・自己流でやってきて、それも会社や部門の政治的な都合にねじ曲げたものでやってきている場合が多いです。

自己流というのがまた厄介なのですが、ある閉じられた中で間違ったやり方が正当化されている状態で、自らを否定してやり直すということに抵抗感が強いようです。もっと厄介なのは、現場レベルでは間違っているかも?と気づきつつも、上層には言えない、やり方を変えられないという足枷を感じる場合です。

この辺は非常に変えていくのは難しいですし、横から別の部門が差し込むと、より一層拒否感を持たれてしまうので、やはり現場から変わってもらうしかないので、現場・実務の方々に少しずつ、丁寧にやっていくしかないのが現状です。

変わり続けること

以前、コーチングの話で、コーチャブルの話を出しました。

コーチング以外でも、仕事の仕方や取り組み方などでもコーチャブルであることは大事だと考えています。
世の中は常に一緒ではありませんし、会社の中でもいろんな変化が生まれてきています。その中で「今の自分は本当にこのままでよいのか?」「今の自分のやり方本当に正しいのか?」という、問いを持ち続けることが大事だと思います。

変わり続けられるのは、この問いに対して謙虚に、そして素直に考えてみて、ギャップや間違いを感じたら、変わろうとする意思を持つ、そして変わるための「耳と目」を持って自分の持っている情報を更新する、そして行動に移すということが必要です。

本当の意味で「変われる人」は、基本的に謙虚で、素直で、正直な人なのです。

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