【コーチング】エバリュエーション Part4
認定コーチを取得したので、それまでの学びなどをまとめていこうと思います。
現在もコーチ・エィ アカデミアさんでは継続してコーチングを学び中です。
コーチ・エィ アカデミアさんの講習内容の詳細については記載できません。
ただし、概要と私の学びや気づきについて書くことは問題ないと確認済です。
ここで扱う内容は、コーチ・エィ アカデミアさんのクラスとしては「コーチングの成果を明らかにする」というモジュール名のクラスになります。
【コーチング】エバリュエーション Part3の続きになります。
体験談を話す
体験談を作り、話すことについての役割と効果を確認し、効果的な体験談とはどういうものかを明らかにしていきます。
体験談の役割と効果
コミュニケーションのレベルには4段階あると言われています。
コミュニケーションが交わされていない
挨拶レベル
情報交換レベル
体験レベル
レベルは一足飛びに飛び越えることはなく、次のコミュニケーションレベルに行くにはその前のレベルに至っておく必要があります。
そしれレベル3の「情報交換レベル」までであればコミュニケーションのリスクがありませんが、レベル4までいくとリスクが生じます。
レベル4の体験レベルになると、今何を感じているか、率直に伝え合う必要が出てきます。「何をしてほしいのか」「何をしてほしくないのか」の提案・要望もこのレベルに入ります。
体験を伝えるには、話し手が自分の感情体験や感覚に正直である、あるがままの自分を伝える必要があります。
(そのあるがままをどう相手に捉えられるか、のところがリスクとなります)
リーダーに求められる正直さ
あるところで取られた「優れたリーダーの特徴」で最も多かったのが「正直である」という特徴です。
知的さや有能さも勿論求められるのですが、それ以上にリーダーは正直であることが求められます。
正直であることは、あるがままであることであり、体験レベルでコミュニケーションを交わすためには必要な前提条件になります。
交渉や商談についても、色んなロジックを組んで臨んでも、最終的にOKかNGかは相手の気持ちを動かせるか?になります。ここに長けている人は、体験レベルでコミュニケーションがとれているからこそ、相手の心を動かせるのです。
体験が生み出すもの
一対一で対話する場合、相手に期待するのは、どこから持ってきた出所の分からない耳寄り情報よりも、相手自身が感じていることや思っていることを聞くことです。
相手の口から直に聞かないと誰も知り得ようもないことを知りたいのです。
ただし、それは過去の秘密を打ち明けることとは違います。
自分はこう感じている、考えているなど今その人からしか聞けない主観的な話を聞けると、その人と対話してよかった、このような場や機会があってよかった、と思えます。親近感もわきますし、信頼感も高まります。
優秀なリーダーは、その人にしか話せない体験談をたくさん持っているのです。
何かの節目、新しい人が来たり、新しいチームができたり、日々のコミュニケーションであったり、ビジネスシーンの様々な場面で自分の体験談を伝えることで、相手に影響を与えることができます。
続きます。
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