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【仕事】頻度とタイミングが解決する

相手のアンテナ感度を高め続けるイメージですね。

言いたい事は分かるけど…

自分たちがやっていることについて、相手がそもそも共感していない・興味を持っていない場合、どんなに綺麗にロジックをまとめたプレゼンテーションをしても分かってもらえることはほとんどありません。

ロジックが通っていれば「言いたい事は分かった」までは辿り着くことはできますがその後に「でもそれをやる意義や価値が分からない」という聞いた側の価値観で判断をされてしまいます。

それはそうですよね。それぞれみんな当然価値観は違うし、持っている役割や責任が違えば相手の言うことは「理解」はできても、それによって自分の考えを変えたり行動に移すということまで行くとは限りません。

何度か聞いているうちに…

一回二回言ったところで分かってもらえない、だから諦めるべきか?というとそうでもありません。大事なのはその後、ある程度の頻度でまたインプットしていくことで少しずつ相手の頭に残り始めます。

もちろん相手の頭の中に残っているだけで、状況がすぐ変わるわけでもありません。ただ、忘れられる前に薄くても相手の頭に残っていることが大事です。

まったく印象に残らないというよりネガティブでも残っている方が良いでしょう。理解はできるが共感できない、理解はできるが自分の立場上やりたくない…など思考にギャップがあることでネガティブな印象が残ります。

あとは必要とされるタイミングが来るか?

その残っている状態で、その人に何か新しい課題が生まれたとき、もしかすると何度も聞いていた話に結びつくときがきます。言い続けることで相手の頭の中に「アンテナ」を作り出すイメージです。

理解できても共感できない・行動に変わらないのは、興味関心がないわけであり、もしその人が何か解決策が必要となったときに切迫感から急に興味関心が生まれる可能性があります。つまり「アンテナ」に引っかかるタイミングです。

そうなると一気に考えが変わります。もちろん単純に「利用出来るものなら使う」という感じかもしれませんが、少なくとも何も関心を持たれず行動が起きない状況からは脱することができます。

なので、話をしてもなかなか本質的なところを分かってくれない(理解はしてくれるがその先がない)人には、頻度高くインプットし、そしてその情報が自分のためになるというタイミングが来ることが大事なのです。

必要とされるタイミングを意図的に作り出すような作戦も裏では取っておくとより確度は高まります。その確度を高めるためにも広くプロモーションしておくことも大事なのです。

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