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【仕事】誰かに聞けるという強み

すぐ聞ける人がいるという強み。もちろん信頼関係ができているからこそ。

分からないことは聞くのに限る

先日、自分の会社の活動を社外に発信する記事を書いているときに、会社が発表して公開しているプレゼンテーション記事を引用したくなりました。

会社が公表している情報なので特に秘密の情報はありません。
また、引用する理由も事実を示すだけでその情報に関して何か考察したり、意見したりするわけではなく、ただ掲示するだけが目的です。

こういう情報は一般にSNSをやっている人も(公開情報だし)特に断りを入れることはなく、画面スクリーンショットを貼り付けて発信していたりするので、何ら問題は無い認識でした。

しかし、身内の人間がしかも会社名を使って発信する情報で、元々の社内の発信元に確認せずに出してよいものか迷いました。

そこで、自分と同じ部門で、何度か広報や発信系で関わった方に確認しました。
その方もその人自身で明快に回答はできなかったので、その方の上司にさらに確認してくれ、引用元の資料名を添えれば特にプレゼンテーションの画面スナップショットを掲載しても問題ないことが分かりました。

この確認も最初に聞いてから、2時間くらいで答えが返ってきました。もちろんボーッと待っていたわけではなくその間に別の仕事はしていましたし、相手もチャットで2〜3行で返せる内容だからほとんど工数を使ってないと思います。

もし伝を使ってなかったら?

これがもし伝がなくて真面目に社内サイトから検索するなど自力で確認方法を探しに行って、経営企画まで辿り着くには相当時間がかかったでしょう。しかも対話したことがない人に何故掲載したいのか?という背景情報まで説明する必要もありそうで、そうなると平気で2〜3日が過ぎてしまいそうな勢いです。

もっと最悪のパターンは確認するのを諦めて、エイヤ〜!でやってしまうこと。今回の件だとエイヤ〜!でやっても問題にならなかった可能性の方が高いのですが、万が一もありますよね。

なんにせよ、伝で気軽に確認ができる関係を持っていると安心できますし、たまにこういうコミュニケーションをすることで、もし暫くやり取りがなかった相手だとしたらそのついでに近況を聞いたり、相手の困ってることがあってヘルプできないかを伺ったりと、人と人との関係性がより強めることができます。

コミュニケーションが苦手なら

コミュニケーションが苦手な人や伝があまりない人もだからといって一人で黙々と悩んで自力でなんとかしようとするのではなく、少なくとも同僚やマネジャーなど一人くらいは頼れる人はいないでしょうか?自分地点から少しでも足を出せば、何らか人は繋がっていくものです。

もし本当に全く聞ける相手がいない場合には、そこのマネジャーは自分の組織やチームのメンバーを助けるべき役割であるため、それを察知し声かけしたりして(嫌がられるかもしれませんし、やっと声かけてくれたと思われるかもしれませんが)マネジャー自身の伝を活用するように促してあげるべきです。

メンバーの特性や状況を理解して助け船を出すのが、マネジャーのやるべき役割だと思います。

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