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【仕事】リアルな場で偶然を引き寄せる

リモートのメリットもありますが、リアルな場での偶然性は半端ない。

リモートが主流の働き方になっても、そこそこ上の歳や役職になる人はリアルな場の大事さを強調して言います。私もリアルな場の重要性は感じてますし、リモートとのうまい併用を模索し続けています。

おそらく心底にリモートで得られるメリットは理解しつつも、人との繋がりやエンゲージメント、成果を出すためのコミットメントというものを希薄に感じられるデメリットを感じているのでしょう。

最近もリモートで上長に入れていた成果があったのですが、その成果を出した部署のマネジャーとたまたま会社で一緒になりその話題をしたそうで、相手からも感謝をもらい、上長本人も嬉しかったとのことでした。

もちろん、私のチームでやってきたことや成果を疑っているわけではないですが、実際に対面でその話を直接聞いたことにより、多少あったモヤモヤというか疑念は解消され、確信に変わったのだと思います。これは偶然リアルな場で出会ったからこそ起きたことなのです。

会社のあらゆるものがデジタル化されてデータ化され、それが必要な情報としてダッシュボードとして可視化されてマネジメントをしきれるようになれば、リアルではなくてもデジタルでリモートで働いても成果を示すことはできるのでしょう。

しかし全てをフルデジタル化することは容易ではないですし、実際はアナログな部分も多く残ります。デジタルの良さを理解しつつもこれまで普通にやっていたアナログな部分に信頼を置くということも分からなくもありません。

リモートワークでの何となく伝わってない感、やりにげ感、分断感…どうしてもそこには本気で信用してよいのかという気持ちの隙間があるように感じます。そして何より偶然性を引き寄せにくく感じます。

もちろん社内SNSやチャットツールでデジタル上でコミュニティを作り、そこの場での交流にて偶然性を引き寄せることもできなくもないです。しかし、このようなツールは自分が必要なときに見に行くという流れになるので、不意に自分の気持ちに響くような驚きは多くありません。

やはり会社の中でたまたますれ違って話す、エレベーターで一緒になる、そこから話が広がっていくという偶然性はリモートで再現することは難しく、リアルな場にはかなわないのではないかと感じます。


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