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仕事・キャリアのこと

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仕事・キャリアのことについて書いています。
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#マネジャー

【仕事】マネジャーは学びの場が少なくなる

忙しいだけではなく、やっていることや得られる情報が影響してそう。 最近マネジャーになった話を書きましたが、プレイングマネジャーなので実務もやりながらではありつつも思うのは、自分の中で起きる気づきや学びの機会が少なくなったような印象があります。 まだマネジャーではなく実務に集中している頃は、毎日毎日何かしらの気づきや学びがあり、それをジャーナリングで書き落としていたり、このnoteの記事にしたりもしていました。 マネジメントの比重が増えた今、あんまりnoteに書けるような

【マネジメント】何かと1on1を解決策にしたがる

すぐ浮かぶ解決策かもしれませんが… 組織でのコミュニケーションの課題やエンゲージメントの課題として、マネジャーがどのようなアクションを取るかという話になると多くが「1on1を実施する」と答えます。 もちろん1on1が悪いわけではなく、解決策の一つとしては考えられるでしょうし、1on1の意義や意味を理解したうえでちゃんとやれば課題解決にもなるでしょう。 (間違ったやり方で、やった側のマネジャーの自己満足になったらダメですが…) ただ、闇雲に「コミュニケーションの量が足りな

【仕事】誰かに聞けるという強み

すぐ聞ける人がいるという強み。もちろん信頼関係ができているからこそ。 分からないことは聞くのに限る先日、自分の会社の活動を社外に発信する記事を書いているときに、会社が発表して公開しているプレゼンテーション記事を引用したくなりました。 会社が公表している情報なので特に秘密の情報はありません。 また、引用する理由も事実を示すだけでその情報に関して何か考察したり、意見したりするわけではなく、ただ掲示するだけが目的です。 こういう情報は一般にSNSをやっている人も(公開情報だし

【仕事・マネジメント】成果を出せるハブ人材

ジェネラリストはハブの役割。重要だけど「目に見える成果」も大事。 ハブ人材は大事こんな記事を見かけました。 コンサル云々のところをどうこう言うつもりはなく、この「みんなを繋ぐハブ人材」については私も大事だなと感じます。 記事にあるように見える成果は出しにくいのですが、裏方的に動いてくれて、どうしても部門や事業部といったかたちになると互いに関心が薄れ、自分のところだけの成果しか見えなくなると、自分たちだけで出来ないことがあって協力を求めに行ってもなかなか正面突破では難しい

【仕事・マネジメント】どこに自分のエネルギーを割くか?

いかに効率良く成果を出し、やるべきところにエネルギーを投下できるか? 年々フィジカル面は衰える今の時代だとなかなか書きにくい内容ですが(汗)、15〜20年前でエンジニアをやっていたときは朝から夜中まで働いていました。若さ故の無茶という感じもしますが、当時の会社的にも時代的にもがむしゃらにやることが当たり前で、そうしないと納期的にも品質的にも満たせませんでしたし、みんながそう働いているものと信じて疑わない時代でした。 現在はコンプライアンスやコストの面でもなかなか長時間働く

【仕事・マネジメント】レビューする側・される側

レビューできる人が成果物をちゃんと作れるとは限りません。 作ることとレビューすることは違うあるマネジャーさん(Aさんとします)は新規系のサービスのプロジェクトを幾つか受け持つチームのマネジャーさんで、それらのビジネス仮説など成果物をレビューしたり判断したりする立場の方でした。たまたまそのAさんが自分でもプロジェクトをもつことになり、自分でビジネス仮説を作る必要があり、その練習をお手伝いしたことがありました。 既に幾つかのプロジェクトでビジネス仮説をレビューしている立場の方

【キャリア】キャリアに悩まない人たち

ある意味、羨ましいです。 意外とあまりされないキャリアの話自分はマネジャーと1on1をやると、キャリアの話をします。 これまでの経験とこれからの仕事でどのように自分がこの先、会社の中でどういう位置づけで活躍していくのか?社外も見てどのように市場価値を出していくのか?コーチングのことなど交えて話しています。 そのマネジャーがさらにその上のマネジャーとどんな1on1をしているのか聞いたことがあるのですが、業務と組織課題の話で、キャリアの話をしないとのこと。 もちろん1on1な

【仕事・マネジメント】ズルい質問

(今日もちょっと軽めのネタですみません…) これを言っておけば、何となく指摘してやった感がでちゃう罠。 とにかく何か言わないといけないマネジャー(これはうちのマネジャーのことではなく、一般的に)部下のアウトプットに対しては、何かしら指摘(もしくは文句)を言わないと存在価値が薄くなってしまうという意識があるマネジャーは、質問としてあまり価値のない問いかけの仕方をします。それは、 「それは具体的にどういうこと?」 「これだけだとわからない、具体的に説明して」 という「具体的

【仕事・マネジメント】結局は自己責任

変化が多く、多様になると統制も判断もやりきれないですからね。 最適化された会社で新しいものを入れるときここでいう「最適化された会社」というのは多くは既存の事業で既に回っていて(既存の事業に最適化された組織やプロセスになっていて)、新規の事業や新しい改革がしづらい会社のことを指します。 日本のそれなりに歴史のある会社の多くは「最適化された会社」で、それで事業は回っていますから何かを変えることや改善をわざわざコストをかけてはやりづらい環境にあります。 (もちろん時代の流れもあ

【仕事】自己評価は自分で下げなくてよい

盛るわけではないけど、あえて下げる必要はないです。 うまくいかなくて自己肯定感が低かった時代十数年前のことですが、会社の中で大きな変化があって、新しい事にも取り組むタイミングでこれまで自分がやっていなかったことにチャレンジしたり、マネジャーとなる人の考え方も違っていたりして、なかなかうまく行かない時期がありました。 そんなこともあって、かなり精神的にも落ち込むタイミングは多く、自己肯定感がとても低くなっていました。何かしら問題があるたびに、自分のせいだ、自分なんかやっても

【仕事】考えられる範囲で考えておく姿勢

分からないことでも、自分の頭で考えて、行ける所まで行く姿勢が大事。 就職後、1ヶ月しないで渡された目標設定表最近妻が転職したのですが、まだ新しい職場に行って1ヶ月経っていないのですが、今年度の目標を書く1枚のフォームが渡されました。そして翌日、面談だというのです。(ロッカーに入っていて終業後に気づいたため、マネジャーに聞く機会がなかった) まだ、現状は先に入っている方々の指示によって動いているような状況で、まず職場に慣れるので精一杯な状況です。 加えて、今年度のビジョン

【仕事】仕事の見える化は必要か?

私個人としては必要と思ってますが… アジャイルの基本、見える化・重ね合わせたびたびここに話題に出す、市谷さんですが、今の時代の仕事の仕方、組織マネジメントとしてアジャイルを推していて、私も一緒にお仕事させていただいたり、その価値観について理解・共感できたところもあり、賛同者ではあります。 その中でも、まず自分1人でやるにしてもチームや組織でやるにしても、自分の仕事を棚卸しして見える化すること、見える化の後はチームの中での重ね合わせ(チームのみんなのタスクを並べてみんなで見

【マネジメント】推論のはしご

ある本を読んでいて、この言葉が出てきたので興味を持ちました。 細かい内容については以下の説明に譲りますが… 「推論のはしご」とは、思考のプロセス推論のはしご、とは、 現実の世界を、 選択的に観察し、 解釈し、 仮説を立てて、 結論を出す、思考プロセス のことだそうです。 人間はこの思考プロセスを数多く経験することにより、「○○なら、△△になるものだ」というメンタルモデルを頭の中に創り出し、それに従い瞬時に判断して行動をする習慣を持っているそうです。 瞬時にこの「はしご

【仕事】マネジャーやリーダーは「役割」

マネジャーやリーダーは偉いんでしょうか? マネジャーもリーダーも「偉い」わけではないコーチングの中でも、コーチング型マネジメントというクラスがあります。 (こちらは受講中なのでまとまってきたら記事にします) その中でクラスコーチの方からお話があった中で、 「マネジャーは役割に過ぎない。偉いわけではない」 という言葉がありました。 これはマネジャーだけではなく、「リーダー」という言葉も同じかと思います。 マネジャーもリーダーも、組織やチームの中での「役割」や「機能」なのです