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アジャイル

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アジャイル開発というより、アジャイルの考え方・プロセス・プラクティスを活用した組織マネジメントや組織改革など開発以外に関することをまとめる予定です。
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#見える化

【アジャイル】見える化してよかった(まだまだだけど)

見える化した効果が少しありました。 突然のメンバー1週間離脱個人的な話なので細かいことは書けませんが、一緒にやっているチームのメンバーが諸事情により1週間ほど抜けることになりました。それも急に1週間いなくなることが朝方連絡が入るような急な展開でした。 その朝方に連絡があったっきりその後はそのメンバーとは連絡が取れない状況です。あまりに急でその本人もメンバーもチャットや対話で話すこともできない状況でした。 もちろんメンバーのことが一番気がかりなのですが、仕事としてそのメン

【マネジメント・アジャイル】アジャイルはマイクロマネジメントなのか?

以前にも問われた内容です。 タスクを書き出し管理するから?最近、組織アジャイルで非開発系でスクラムをやっていますが、まだまだ経験不足ではありますがスクラムマスターの役割で回してます。 まず序盤なのでやったことのないメンバーもいるため、本来だと何でもかんでもスクラムマスターがやる話ではないのですが色々お手本的にはみ出してやってます。 5月の組織内の各プロジェクトのゴールを書き出し、やりたいことをプロダクトバックログで出しました。今回2週間のタイムボックスでスプリント内のタス

【アジャイル】組織を芯からアジャイルにするWeek Day6に参加しました

ゴールデンウィークの初日、時間を家族からもらって参加できました。 Day3ではLTをさせていただきましたが、他の日程はなかなか仕事や家のこともあり参加出来ず、最終日はゴールデンウィークの初日なのもあり、参加できました。(子供と出かけてくれた妻に感謝です) 4つの登壇と最後に市谷さんの講演があったのですが、市谷さんの内容はDevLOVEイベントの左手の講演に近かったなので、ここでは登壇した4人を取り上げたいと思います。 最初はシンアジャイルコミュニティメンバの小泉さん・佐

【アジャイル】タスクには色んな状態があるよね

完了と未完了、だけではない。種類を付けると対応の選択肢も増える。 タスクの見える化での状態の見せ方アジャイルに仕事をする基本としては、自分の仕事の可視化、つまり自分やチームのタスクの見える化というのが重要になってきます。今現在の仕事を見える化することが、スクラムイベントのプランニングやレビューの大前提となります。(何やるかを明らかにしてないと、計画も検証もできないですよね…) アジャイル云々に関わらず、タスク管理をしているときに最小限行われるタスクの状態というと「完了」と

【アジャイル】「見える化」が結構難しい

タスクを洗い出し、見える化するのが得意でない人は多い。 アジャイルの基本、見える化アジャイルに仕事を進める場合、まずやるべきは「見える化」です。 (アジャイルに限らず、仕事を見える化する必要があるとは思いますが…) アジャイルのスクラムガイドを見ても、スクラムの原則として出てくる「透明性」「検査」「適応」のうち、「透明性」が真っ先に必要で重要です。 「透明性」とは「見える化」されていることであり、見える化されていなければどのようなタスクがあるか?そのタスクがどういう状態で

【アジャイル】日常でも「見える化」は必要なのでは?

仕事以外でも「見える化」は使った方がよさそうと感じました。 人間は忘れっぽい私は比較的記憶力が良く、人が忘れているようなことも憶えていたりして感謝されることも多いのですが、ここ最近年のせいか(年のせいにしたくないけど…)忘れっぽくなりました。 また、子供も忘れっぽい性格で宿題で必要な教科書を学校に忘れたり、(よくありがちな)日曜の夜や月曜の朝に必要なものを言われるような感じですし、妻も持病の関係で忘れっぽいところもあります。 一緒に生活していても、これをいつまでにやらな

【コーチング】人間関係は「完了」しきれない

穏便に済ますなら、人間関係の問題は未完了のままになる。 エネルギーを浪費し続ける「未完了」状態以前、コーチングの自己基盤を整える記事でエネルギーマネジメントの話を書きました。内容としては、タスクが未完了のままだと無意識のうちに「未完了だから完了させよう」という状態が続き、エネルギーが浪費してしまうので、できるだけ完了状態に持っていくべきという話でした。 これは仕事においては有効で、少しずつでも未完了のものを減らしていくことで本来やるべき事に向けて集中していけるようになりま

【仕事・アジャイル】月と週始めにまずやること

最初にゴールを立てたら、自分の中では8割は仕事は終わってます(笑)。 月と週の始めにまずやる「ゴール設定」10月になりましたね。下期の開始です。会計年度で仕事をしている人にとっては2022年度は半分終わりました。もう半分か、まだ半分かは人によって捉え方がありますが、私は「もう半分か…」という気持ちです。 自分の中で今年度中にやりたいこと・やらないといけないことがたくさんあるので、あと半分でどこまで持って行けるかという感じです。 さて、私が月の始めと週の始めにやることがあり

【アジャイル・マネジメント】「助け合う」という関心

助け合うことで関心が持ち合える、関心があるから助けられる… お助けボードがなんか良さそうつい先日、パナソニックさんのアジャイルセンターの記事を読みました。 開発手法だけではなく、組織改革・組織運営にアジャイルを取り入れている点など、共感できる部分が多かったです。 特に面白いやり方だなと思ったのが「お助けボード」の話でした。 これは仕事の「見える化」の一貫なのですが、誰が誰をどんな内容で助けたかを見える化するボードとのこと。 アジャイルを始めるにはまず全ての仕事をオープ

【仕事・アジャイル】一旦頭のものを出してみる

大人も子供も、まず頭の中を「見える」ようにすると前に進める。 日記が苦手な子供私の子供は日記を書くのがあまり得意ではありません。(得意という子はもしかすると少ない?) 夏休みの宿題でも日記はありましたし、学校が始まってもたまに日記の宿題が出ます。そこまで私も妻も旅行やイベントに行ったりするわけでもないので(夏も猛暑ですし、パンデミックですし)まずネタに困ります…昨年は毎週日記の宿題があったので地獄でした(汗)。 でも、なんとか親心で日記に書けるようなネタは作るのですが、子

【コーチング・アジャイル】本来の役割や仕事をオープンにする

リーダーは「なんでも屋」ではない。 間に落ちている仕事を拾ってくれない…コーチングを行っている新規系のプロジェクトのリーダーさん(仮にAさん)がずっと悩んでいることとして、プロジェクトのメンバーに役割を与えてはいるのですが、誰がとるべきか迷うような、いわゆる「間に落ちている」仕事や課題をメンバーが自主的に取りに行かないという問題がありました。 新規系のプロジェクトで人数も多くは無く、やることがたくさんあるため、Aさんはメンバーに自主的に落ちている仕事を拾って対応して欲しい