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アジャイル

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アジャイル開発というより、アジャイルの考え方・プロセス・プラクティスを活用した組織マネジメントや組織改革など開発以外に関することをまとめる予定です。
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#ワークショップ

【仕事・アジャイル】研修やワークショップで最後に「ふりかえり」を入れるのは良さそうだ

よくある研修後アンケートより、生のフィードバックが得られる。 もっとダイレクトなフィードバックが欲しい研修やワークショップを実施した後、その効果の確認やカイゼン点の発見のためにアンケートをお願いしています。リアルな場ならよく紙のアンケートはありますが、最近だとリモートも多いしみんなPCも持っているので、Microsoft365やGoogleのアンケートフォームを使います。 もちろんいろんな質問を考えて設定しますが、なかなか自分の中に響く気づきになるようなフィードバックは多

【アジャイル】チームビルディングは楽しい!

楽しく関係構築できるのが良いですよね! うちのチームでは様々なアジャイルのプラクティスを社内の人たちに使ってもらおうとワークショップを実施しています。 その中でも最近実施したのは「チームビルディング」です。 いくつかチームビルディングの手法がありますが、その中から数個の手法をワークショップで実施できるようなテンプレートを用意しています。 ワークショップで行ったのは「ドラッカー風エクササイズ」です。 アジャイルの名書「アジャイルサムライ」でもチームビルディングの方法として

【仕事】ワークショップと言語化に慣れること

やはりまずやって慣れることが大事ですね。 今日もある価値創造のためのアイディア出しなどを進める支援先の話なのですが、うちのチームのメンバーがその支援組織の強みの言語化や新しい顧客価値のアイディア出し、仮説構築などを10回ほどワークショップをして支援していました。 最初のうちは支援組織の方もなかなかMiroのようなオンラインホワイトボードでコラボレーションすることには慣れていなかったのですが、回数をこなすごとに慣れていき、通常の支援の対話やアイディア出しはMiroでやるのが

【仕事】良かれと思った改善が裏目に出る

改善すれば必ず良くなるとは限らない… アイディアをたくさん出してもらう工夫ワークショップであるフレームワークに沿ってアイディアを出してもらおうとしていました。できるだけたくさん出してもらいたかったのですが(もちろん出してくれる人はいますが)あまり数がでません。 例えばこういうフレームワークだとします。(細かい内容は出せないので仮想的なフレームワークにしてます)アイディアを出し、良いアイディアはGood側、イマイチなものはSoso側にアイディアを書いた付箋を置きます。その度

【アジャイル】気軽にふりかえればええんやで?

Problem(問題)を重く捉えすぎると、出なくなる。 Problemが出にくい最近行ったふりかえりのワークショップですが、KPTを使って実施していました。 これは個人がふりかえりを練習するワークショップなので、各個人が自分で持っている普段の仕事に対してふりかえりをするものになります。 正確に言うと、先にK(Keep)とP(Problem)を出してから、T(Try)を出すので、まずK/Pで継続したい良かった点、解決したい問題点を出していきます。 しかしある回のワークショ

【仕事】全部書いておく

ビジーかもしれないけど、逆にそれがよい。 全て事細かく書いてあるフレーム最近異動して一緒になった人たちがいるのですが、会社の人向けにワークショップをしています。このご時世、リモートでワークショップを行っており、参加している人には色々言語化して出してもらうために、MiroやMicrosoft Whiteboardのようなオンラインホワイトボードのツールを使っています。 ワークショップをやるには考えを促すためのフレームが必要ですが、そのフレームは、ただ枠組みが書かれているだけ

【アジャイル・仕事】介入の仕方の難しさ

どこまで我々は介入すべきなのか? 参加者への自主性を尊重したいこのnoteにも度々書いていますが、最近はアジャイルに関するワークショップの講師をやっています。 ワークショップでは参加者を数人を数グループに分けて、それぞれで実践をしてもらいますが、基本的には参加者の自主性を尊重しています。 とはいえ、何もアナウンスせず放置状態で何も進まなくなっても困るので、グループに分かれる前にはいくつかの「お願い」をしてから進めてもらいます。 グループワークに入ったら役割を決める 役

【アジャイル】できない・わからないを認知する

まず認知できていれば、立派な前進です。 やるたびにExcuseが入る会社の研修講師をしていて、ワークショップで実際にこれやってくださいと参加している受講者にお願いすると、だいたい皆様「Excuse」つまり何かしらの言い訳的なものを言葉の枕詞に使います。 「うまくやれてないのですが…」 「まだ描き出せてないのですが…」 「これでよいかわかりませんが…」 など、ほとんどの方が一回言い訳のクッションをおいてから、ワークショップの中でやってもらっているアウトプットや成果を共有し