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組織・マネジメント

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仕事でも仕事以外でも、組織改革、組織課題、マネジメント関連をまとめていきます
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#ふりかえり

【アジャイル】立ち止まること

忙しいとできてないけど、立ち止まってみよう。 最近ふりかえりのことも書きましたが、ふりかえりのタイミングだけではなく「立ち止まる」そして「考えてから次動く」というのができている人がそこまで多くないんだなと感じています。 会社の中でもアジャイルにしても何にしても、新しい事をやろうとする人、やりたくてもできない人それぞれいますが、何か始めるにしてもできてない人の理由は「忙しい」「何か新しい事をやる前にまず目の前のことをやらないと」というのが多いです。 気持ちはとても分かりま

【アジャイル】ふりかえりをふりかえる

やらなきゃと思いつつ忘れていました… 仕事の中で非開発でアジャイル/スクラムを取り入れていました。 スプリントプランニング・デイリースクラム・スプリントレビュー・ふりかえりと一通りちゃんとやっており、それなりに回っている認識でした。 しかし何かマンネリ化を感じています。そしてスクラムをやり始めた頃の急激なチームの成長や互いのチームビルディング感が薄まりつつあるなとも感じています。 10月から少しやり方を変えようと思って、他の知見者に伺ったり、改めて手元にある様々なアジャ

【アジャイル】ラグビーとアジャイル

スクラム?もちろんそうですが、今回は別の視点で。 同じ画を見る(Same Picture)ラグビーのワールドカップが盛り上がっていますが、こんな記事を見ました。 イングランド・アルゼンチン戦での一幕です。 イングランドは早々にレッドカードで一人少ない状態になりました。しかしそこからイングランドは戦い方を変え、一人少ない状態でもアルゼンチンに勝ちました。 詳しい話は先の記事を読んでいただくのが良いですが、その中で語られている「セイムピクチャー(Same Picture)」

【アジャイル】これこれ仕事から思うこと(第三章)

市谷氏の「これまでの仕事 これからの仕事」(略して「これこれ仕事」)を読んで思ったこと・感じたことを何回かに分けて書いていこうと思います。 第二章は昨日書きました。今日は第三章を読んで思ったことを書きます。 「想定どおり」から「未知の可能性」へ目標を作ってそれを変えずに進んで行く方がいろんなノイズを排除して集中して仕事は進めていけるでしょう。そして決めたことに向かって走っている方が楽ですし安心感もあります。 しかし実際の市場もお客様も変わっていきます。そして想定したもの

【アジャイル】「ふりかえり」は今後も続いていくのか?

1年間、毎月ふりかえりをしていたメンバーたちは体制変更で離散します。 4月からはバラバラの組織へ今年度、現在所属している部署では毎月ふりかえりをしてきました。 その辺についての記事もいくつか挙げていました。 去年4月の始め、異動したばかりにはアジャイルな働き方は要らないと一蹴されてしまいましたが、何とか月1回の「ふりかえり」だけはやれることになり… やっていく中で「ふりかえり」がマネジャーにとっても価値を見いだし始め… 実際に改善の起点になってきた、という話を書いてき

【アジャイル】いろんなふりかえり

自分もまだまだ知らないことが多い。 ふりかえり方法はいろいろあるアジャイルにいろんなプラクティスがあることは分かってはいますが、ここ10年以上は開発畑にいるわけではなく、エンジニア当時もアジャイル開発をやっている部署はほとんどなかったです。 そんな中、現在DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の文脈で組織の運営や仕事の仕方にどうアジャイルを組み込むか?というのにここ1〜2年取り組んでいますが、アジャイル20年の歴史をこの期間ではなかなかキャッチアップできません。(なん

【アジャイル】シン・アジャイルイベント〜ハンガーフライト(前編)

シン・アジャイルコミュニティのイベントに参加しました。(運営側で) 組織をシンからアジャイルにするために語り合うイベントの概要はこちらです。 ハンガーフライトというのは、飛行機乗りの世界の言葉で「天候が悪く飛べないときに、天気が良くなるまでパイロットがハンガー(格納庫)で待機をしている間、他にも待機しているパイロットと雑談すること」であり、この雑談により色々な情報交換や共有がなされるというものです。 会社で言えば、タバコ部屋みたいな感じですかね。今は全然そのような場や機

【アジャイル・マネジメント】ふりかえりが改善の起点になっていた話

自主的に提案して進めていたふりかえり活動がチームを良くしていた。 4月から続けているチームのふりかえり私のいるチームでは月次でふりかえりをしています。 その辺の話は以前書きました。アジャイルなチーム運営を提案したらスクラムや見える化はできなかったけどふりかえりは月一回やれるようになり、かつ暫く続けていたら変化の兆しが見えたという話を以前書きました。 最近、会社全体で従業員エンゲージメント調査が行われ、様々な観点で各組織がそのスコアと社内の順位が可視化されました。その中で改

【アジャイル】ポジティブもネガティブも捉え方

どう捉えるかで得られる学びも変わってきます。 ネガティブをポジティブと捉えられる人仕事の中でアジャイルでも行われている「ふりかえり」をすることが多いですが、自分のだけではなく他の人やチームのふりかえりを見ることがあります。 ふりかえりの中では、まずある期間の過去を思い出し、その中の印象的な出来事やインベントなどを付箋紙に書いて挙げてもらいますが、その際にその出来事がポジティブなものか、ネガティブなものかを振り分けて書き出してもらいます。 そのとき、たまにいるのがネガティ

【アジャイル】ふりかえりが日常になる

↓の記事を読んで「ふりかえりが日常に溶ける」って良いなあと感じました。 カイゼンし続ける日々実際自分の仕事の中でふりかえりが日常に溶けているかというと、会社の仕事のレベルではそこまで行ってません。今自分のやっている仕事は主に個人の仕事ですし、やっているとしても月数回ある講師のワークショップの後にはふりかえりを実施して次のワークショップのカイゼンに繋げます。 ただ、個人というレベルではほぼ毎日ジャーナリングによってその日自分がやったことや感じたことは書き出しています。今日の

【アジャイル】ふりかえりで変化の兆し

やり続けていると少しずつ変わっていく。 とりあえず続けてみた「ふりかえり」以前にnoteにも書きましたが、今の私のいる組織では月1回ふりかえりをしています。見える化は要らないけど、ふりかえりはやってもよいという話でした。 4月からやり始めて、9月末まで6回実施をしました。 そこでわかったことを挙げておきます。 個々人がそれぞれ個別の仕事をしているため、他の人の気づきや学びを活かす機会が少ない しかし仕事への姿勢などジェネラルな改善は共通項として得るものがあった 週1