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懐かしのラヴァー・ボーイ

『ボヘミアン・ラプソディ』はひとまず来週か、その先に観に行くことがわかっていて、だからってわけじゃないが(そういうことにしておいてほしい)先週からQueenばかり聴いている。とりわけ熱狂的に愛するアーティストとまではいかないが、誰もが愛するようにわたしも好んで聴いている。たいへんに月並みなんだけども、Killer QueenとかGood Old Fashioned Lover Boyとかそういう、時々見せる優しくてロマンチック、なテイストがよくって、加えてこれらの上手な和訳を読んだ時には思わず胸が高鳴ってしまう。

先週はいつもより強気になったり急に落ち込んだりして自分のこころの振れ幅にうんざりしてばかりだったのだけれど、つとめて頭の中を好きなもののことで埋め尽くすことで元気になってきた。自分のほんとうの性格というものがあるとしたら一体どれなのだろうと常々思う。だれかに探してもらいたい。まわりとなじむためだけに使いはじめたはずの、まったく好きじゃあない言葉たちがいつのまにか口をつくように出てきてしまうのは、なかば手遅れなのだけれども大変によろしくない。そのままが良かったんだ、なにもかも。

映画の中にすてきな女性を見つけては、しぐさやファッションをまねてみたりする、まあ恥ずかしいからこれはただの一人遊び。それでもつぎに映画館に行くときは、上等な服を身につけていこうと思う。Killer Queenには成れないけれど、せめてスクリーンの向こうのヴァレンティノに会うために着飾っていったレディたちには敬意を表して。

#日記 #音楽 #映画

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