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老化の源泉

自分の身体を
歳を取ったなーと思うことがあります。

シミが増えていたり
脂肪のツキがよくなったり
痛みが増えてきたり
回復度合いが落ちてきたり…云々

老化を嫌がるのは
健康でいたいからでしょうか?
綺麗でいたいからでしょうか?
若く生きていることに執着しているからでしょうか?
アンチエイジングという世間の概念に振り回されてるのでしょうか?

私が思うに
あるがまま、ありのままで愛されなくなるのが怖いから
ではないでしょうか
と思います。

確かに赤ん坊は綺麗で可愛くて若いです。
何もできなくても、あるがままに、ありのままで存在し、ただ生命として生きようとして、愛されようとして産まれてきました。

それがだんだん揺らぐんです。
生きて育っていくうちに
何かできることを・できたことを、成長として喜ばれる体験を積み重ねていくんです。
生物としての成長だけでなく、心も思考も、その方向に曲がっていってしまうんではないかなと思うんです。

気がついたら
あるがままにも、ありのままにも存在できないくらい不安定で
世間一般と言われるものに合わせたり、理想像を膨らませ固執したり、自分の本来とは全く異なる存在になろうとしたり…
そういった歪みに無意識も含め苦しんでいく
本当は持っていたはずのあるがままで、ありのままで存在したいだけのに、それでは世の中との辻褄が合わなくなっていく
それが老化現象が嫌がられる一つではないか、と思ったのです。

あるがまま、ありのままで生きていくことが
良いかどうかは分かりませんが
少なくとも苦しみの源泉のどこかには、それが混じっているように思えます。

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