痛みを覚えているか

先日、勉強をしていて
ふと、自分は自分の痛みと向き合えて来なかったのかもしれないと思いました。

心の傷跡は数えきれませんが
私の身体に傷が何個かあります。
大きなものを挙げれば4つ
火傷で皮膚が爛れた足の指
ガラスが刺さった膝
木の棒が刺さった眼球
包丁が刺さった胸
よく生きてるな
と、改めて思ったりしたんです。

あの時は痛かったんでしょう。
あの時は泣いたでしょう。
火傷以外は病院には行けなかったから…

仕方ないことだと思ったし
ただそういう状況になっただけとも思ってたし
今思えば、深く想いを馳せて来なかったと思います。
当時は、そんな心のゆとりもなかったから
それがどういうことか考えもしませんでした。
誰かに頼ろうとか、助け欲しいとか、そういう発想にもなりませんでした。

心に正解とか不正解とかはないですし
自分で自分の気持ちや、世間的にはどういうものなのかとか、さっぱり判りませんでした。

時間が経ち
改めて、考えると
あれ、私って痛みにちゃんと向き合って来なかったんじゃない?
だから、自己固定感も低いし、自信もないし、自分を責め続けるし、生きるのが怖くてたまらない。

身体の傷跡から
今から学んで、気づけることもあるのかもしれません。
まだ生きているのですから。

今日は中秋の名月ですね。
西は家庭を表しますね。
色んなご家庭がありますが、幸せなご家庭が増えることをお月様に願っています。


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