【PART1】ロジカル、ラテラル、クリティカルシンキングの使い方のコツについて
思考方法の種類
最初に有名な3つの思考法を紹介します。下記の3つは並列の関係ではなく、相互に組み合わせて使うことで、最大限の効力を発揮することができます。
1. ロジカルシンキング
物事を筋道立てて考える手法
AだからB、BだからC、CだからD よってA→D
※演繹法や帰納法などあるが細かい話は②で紹介
2. ラテラルシンキング
そもそもAじゃなくて別のA´を起点に考え始める手法
3. クリティカルシンキング
AだからBとなるところを、意識的にもしかしたらB´かもしれないと再考する手法
問題解決のプロセス
まずはロジカルシンキングで例をあげるとすると、例えば、「社会人ストレスばかり、通勤がだるい」という問題を解決しようとした場合、シンプルに図1のような順序で思考するでしょう。
これに対して暗黙の前提を意図的に変えてみると、図2のようなラテラルシンキングでそもそも通勤しなければいいという選択肢が増える。
<ラテラルシンキングの例>
通勤のストレスを軽減するのではなく、もっと抽象的な、ストレス全般を解消するという観点から考えてみる。
最後にクリティカルシンキングを行ってみると図3のように走るという選択肢もとりうる可能性がでてくる。
<クリティカルシンキングの例>
最初に否定した走るという選択肢だが、前提が変わったことにより、再考の余地が生まれた
このように思考していくと、複数の選択肢の発見や、ないと思っていた選択肢に価値を見出すことができます。
ま と め
思考法を実践するコツは以下の通りです。
➤ロジカルシンキング
常に前提となる事柄について説明できるようにする
➤ラテラルシンキング
そもそもそうなの?と、思考の起点となる事柄を変えてみる
➤クリティカルシンキング
筋道に変更が生じるたびに、全ての要素を見直してみる
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