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しくじり先生ーケアレスミスの多い女

 教習所の指導員にもうすぐ戻るのですが、1年以上期間が空いてしまったために技能以外全部再試験になります。20代の頃に初めて勉強した時は訳も分からず暗記してなんとか事なきを得たのですが、別の事情で一時期苦戦しておりました。今回は今後リスキリング等する際にも役立ちそうな気がしたので、学びをまとめようと思います。

迫り来る凡ミス

 昔はまるまる暗記するしかなかったのですが、今回は職業を経験してる分、ある程度のものは相場感である程度までは解けます。しかし、ある一定のところまで行くと、そこからガクッと正答率が頭打ちになりました。あとで解説を見てみると「仕組みはわかってるのにーやっちゃった」というものばかりです。

原因

 原因は二つあり、一つ目は、雰囲気で覚えてしまっているために、細かいニュアンスの違いなどをスルーしてしまい、そこでつまづいていたこと、二つ目は解答を読み終えた後に「頭では理解しているし終了終了」と解説をパタンと閉じていたことでした。

旦那の言葉ーケアレスミスの壁ー

 旦那も今ある勉強をしていて、「ケアレスミスするよね」という会話になりました。その時に旦那があることを語り始めました。語っていた内容が下記の通りです。

「予備校の時の先生がケアレスミスの壁の話をしてて、ケアレスミスを克服できた者だけがワンランク上の大学に合格することができると言っていた

「ある程度勉強したらそこそこまでは賢くなるんだけど、どこかで頭打ちになる」

「頭打ちになる原因は解答読んだら理解したつもりになってそこで終わらせるから。だからまた間違う。ケアレスミスほど原因追及して、ケアレスミスがなくなるように訓練した者だけがワンランク上の大学に合格する

私はまさにそのワンランク上の大学に落ちた女、その言葉がジャックナイフのようにザクザク胸に刺さりまくりました。今も思い当たる節がありまくりです。そこでその言葉を胸に刻みながら、また勉強を再開しました。

旦那の言葉を意識しながら勉強した結果。

 今回は、間違えた問題を解説だけでふんわり終わらせるのではなく、根拠となっている部分を指差しながら、一文字一文字照らし合わせていきました。それこそ微妙な単語のニュアンスまで意識するようにしました。頭の中で自分が「そんなのもうわかってるってー」と思うような内容でも、しっかり根拠と比較するようにしました。
 すると大筋は理解していても、細かい単語やニュアンスで記憶漏れや記憶違いがあることに気づけるようになりました。
 この方法で勉強すると昔体当たりで覚えていた頃よりも定着率がよく、また、根拠を持って解答することができるので自分の解答に自信も持てました。(この方法、特に法律などに関してはとても効果あります)

 これでも、隙あらば文章を読み飛ばそうとする自分がおり、まだ間違う問題があります。そこは読み飛ばせないように定規を使用し、一行読んだら定規をずらすみたいに強制的に自分に読ませる工夫もしています。(これ効果覿面です)

他の資格勉強にも当てはまりそう

 今回、これを書き残したのは自分の備忘録のために書き残しました。これまでの人生で急に思い立ったように資格をとることがあるので、その時にも「ケアレスミスをなくすように訓練する」というのが役に立つような気がします。

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