早期発見で根治が期待できる 大腸がん
疾患の特徴早期発見・治療につながる内視鏡検査が発達
大腸がんは国内で最も罹患数が多いがんです※。40〜50代から増加し始め、高齢になるほど罹患率も高くなるのが特徴です。ただ近年は世界的な傾向として30代の若い患者さんも増加しており、原因解明が急務とされています。
生活習慣の欧米化による高脂肪・低繊維食をはじめ、飲酒、喫煙、肥満などが発生要因と考えられています。また「リンチ症候群」や「家族性大腸腺腫症」のような遺伝性疾患から大腸がんに至るケースも一部にあり、家族歴(近親