アジャイル発想

デジタル改革関連法案
2月9日に閣議決定をする
方向で調整されています。

デジタル社会を形成する
ための10の基本原則
定められています。

その中に
アジャイル発想を活用し
費用を抑えつつ高い成果を実現・・
という文章があります。

アジャイル発想とは
どのような発想なのでしょうか。

アジャイル(Agile)とは

「俊敏な」「すばやい」と
いう意味の英単語で、変化
などに対して、機敏かつ柔軟
に対応するための手法です。

簡単に言えば
「やりながら修正していく」
です。

アジャイルに対するものは
ウォーターフォール
呼ばれます。



画像1

安芸太田町 深山の瀧


ウォーターフォールモデルの
場合、詳細な計画を立てた
上で実行していきます。

簡単に言えば
「計画通りでないと困る!」
です。

どちらが有効なのか・・

従来は、要求を満たす詳細な
計画を行ったうえで、実行する
ウォーターフォールモデルと
呼ばれる手法が主流でした。
しかしこの方法では技術革新や
生活環境の変化に即応することが
難しくなってきました。

アジャイルでは、変化・変容が
あることを前提に実行し、徐々に
すり合わせや検証を重ねていく
というアプローチをとります。

途中経過の成果を早い段階から
継続的に顧客に引き渡すことで
途中での確認や変更などに対応します。

顧客とのコミュニケーションを
重視することを原則としています。

安定した時代であれば
ウォーターフォールモデルでも
対応できたでしょう。

コロナ禍で政府の対応や発表を
見ていると
「走りながら手を打つ」
「リスクコミュニケーションを重視」
などの発言が散見されます。

今はアジャイル型の対応と言えます。

変化・変容する時代の中で
アジャイルモデルは仕事・生活の
中で重要な発想と言えます。

しかし、アジャイルモデル
にも欠点
があります。

走りながら対応しているうちに
行きたい場所と違うところに
着いてしまった・・・
という可能性があります。

ウォーターフォールモデルと
アジャイルモデル・・
バランスが大切ですね。

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