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1年前に書いたやりたいことリスト100を振り返っていく②

前回、やりたいことリスト1~10を振り返ってみたらあまりにもおでかけ欲にまみれたやりたいことリストだったせいで、なにひとつとして達成できていなかった。
リスト11番目以降もまたおでかけ欲強めなリストのような気がするけど、ひとまず振り返ることで己の欲を整理してみる。

やりたいことリスト11~20

ざっと見てみると前回の1~10までと比べて、少しずつネタ切れならぬ欲望切れを起こしている。似たりよったりになっているもの、本当にこれやりたいと思って書いたの?などなど…


11.同棲をしてみる、家族以外の人と生活空間を共にして過ごす


まったくの予定なしではないけれど、予定は未定なので今のところは未達成。
私はとにかく整理整頓が苦手ですぐ部屋が散らかってしまうのに、見栄っ張りのイイカッコしいだから、一時的に「いつもきれいに片付いた生活空間を保っている私」を取り繕ってすぐ疲れそうな気がしている。素で生活している自分を見せるって、同棲経験のない私からすると思っている以上にハードルが高い。

それでもやりたいことリストとして書いた理由は単に好奇心からだ。どうせなら何事も経験することが信条なので、やらぬよりはやれるならやってみたいといった感じだろう。
経験しないとわからないことはたくさんある。家族以外との同棲も色んな気づきや学びがあるはずだと思うからこそやってみたいのだ。

12.ハリーポッターを全巻読破する

Kindleでハリーポッター全七巻合冊版を買ったのが数年前。シリーズ1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』を途中まで読んでは止まり、また最初から読み始めるもまた止まり…をすでに4,5回はループしていると思う。つまりこれも未達成
読み始めたらおもしろい。これは毎度感じている。それでも賢者の石から先に進めない理由は、私がつねにいろんなジャンルの本を平行して3~5冊くらい読んでいるからだろう。

ハリー・ポッターシリーズは5作目くらいまではリアルタイムで発売日を心待ちにして読んでいたのだが、シリーズを追うごとにヴォルデモート卿との戦いが激しさを増し、物語全体的に暗い雰囲気を感じて6,7作目は結局未読である。なお、映画は3作目のアズカバンの囚人までしか観ていない。
ふんわりとした結末だけ知っていても、どういう経緯で結末へと導かれたのかがわからないので気になる。それに、みんなが絶賛しているスネイプ先生が私の持ちうるハリー・ポッター知識だとハリーにつらく当たる嫌な奴のままなのが悲しい…
時間かかってもいいからこれは達成しよう。必ず。

13.フルマラソンまたはハーフマラソンでもいいから目標を持って長距離走れるようになる

未達成。これを書いた時期はちょうどダイエットのためにウォーキングやらランニングやらを始めようと思い、好みのウェアをそろえた時期だったことを思い出した。ウェアを買ってから数日、早起きしてウォーキングをしたものの結局続かず、ほぼ新品状態のウェアだけがクローゼットの中で今も眠っている。

これに関しては今もまだ達成したい気持ちがあるかと言われたら正直微妙なライン。そりゃあ自分の身一つでこれだけの距離を走れたら気持ちいいだろうとは思うし、ホノルルマラソンのような景観が美しいコースを走ることに憧れる気持ちは正直ある。とはいえ、もともと運動音痴の運動嫌いなので、内容を見直したうえで別のやりたいことリストと入れ替えることも検討しよう

14.両親が元気なうちに旅行をプレゼントする(ハワイとか温泉とか)

未達成。旅行をプレゼントしたいというよりかは親が元気なうちに親孝行しないと自分が後悔しそうなので、あくまでも自己満足のためにやりたいことだ。それに、ふだん改まってお礼を言うのもなかなかに照れ臭い。こんな理由ばかりで自分が情けなくなるけれど、親の喜ぶ顔も見たい気持ちもちゃんとある。
現在、親たちはコロナがまだ落ち着かないため、心の底から楽しんで旅行できるマインドではないことに加え、介護老人が同居していることもあり簡単に家を空けることができない。これに関しては時機を見て、本人たちの希望になるべく沿うような旅行をプレゼントしようと思う。

それとは別にこれから5月には母の日、6月には父の日とチャンスがあるんだから、プレゼントに頼り切らず、言葉や態度でちゃんと日頃の感謝の気持ちも伝えようね私!!!がんばれ私。そういうとこだぞ。

15.時間や場所にとらわれずに働く

未達成。これまでのやりたいことと比べると、ふわっとしていて、あまり具体的ではない。果たして本当にこれが私のやりたいことなのか?という疑問がわいてしまう。

いくらリモートワークが推進される世の中になろうとも、職場へ赴き、対面でしか成立しない仕事はいくらでもある。警察官や消防士、さまざまな公共サービスを提供してくれる人たち、美容師、運送業、看護師、医師、飲食店で働く方たち。書ききれないくらいたくさんの非リモートワーク職種の人たちに支えられて世の中が回っている。リモートワークやフリーランスにミーハーに憧れ、私も一度経験してみたいという気持ちで書いたのだろうか…。

現時点で思うこととしては、私はひとりで仕事を黙々とできるタイプではないので、これを達成したとしても長く続けるのは私にあまり向かない気がする。これも見直し案件。

16.情熱をもって仕事をする

現時点では未達成
これもひとつ前と同じくふわっとしていて具体的じゃない。
まず、何をもって仕事に情熱があるといえるのかの定義が私の中にない。定義がなければ達成したかどうかの判断のしようがない。

基本的に私は働くことが人よりも好きだ。もちろん働くうえで、腹が立つこともやりたくないこともあるけれど、それら全部をひっくるめて働いてお金を稼ぐという活動が好きなのだ。だからこそ、私の場合は生活のために仕方なく働くというよりも、せっかくなら楽しく仕事に熱意をもって働きたいという欲が出てしまう。
ただし、これをリストに残留させるのならば、情熱とか熱意とかそういうふわっとした精神論のような言葉ではなく明確な基準を自分なりに設けてから!要検討リスト。

17.東欧諸国へ旅行する

出た。おでかけ欲。これも未達成
このリストを書いた時点ではまさか世界情勢がこんなにも不穏な空気に包まれているなんて思いもしなかった。

東欧諸国といってもいろんな国がある。その中でも私がずっと気になっていて絶対行ってみたいのが魔女の宅急便のモデルになったとも言われるクロアチア南部のドブロブニクだ。
燃料費の高騰やコロナの世界的流行だけではなく、戦争真っただ中となった今、悲しいけれど当分達成が難しそうだ。時間はかかるかもしれないけれど、いつかどんな形でもいいので達成したい。

18.TOEICで800点越えのスコアをとる

これはチャレンジしたものの、まだ達成できずなこと。
リストを書いた時点での私のTOEICスコアが650点程度だったはずなので、800点越えを達成するにはかなり真剣に取り組まないと到底到達できないレベルだ。このリストを書いたあとに、たしか2回くらいTOEICの受験をしたけれど、特別スコアが伸びるわけでもなく。圧倒的に勉強量が足りない。

いつか達成したいという気持ちはあるものの、ガリガリ勉強するほどのモチベはないし、切羽詰まって達成しなければいけない理由も今のところない。

根底にあるのは、

海外へ行ったときにコミュニケーションであまり不自由な思いをしたくない

というわりと消極的な理由だ。

裏を返せば、海外でコミュニケーションにあまり不便を感じないのであれば、私はTOEICのスコアにこだわらなくなるだろう。もちろんTOEICでハイスコアをとることで得られるメリットはたくさんあると思うけど。

おでかけや体験したいことと違って、一度やってみる=やりたいことリスト達成となる項目ではないので、地道に挑戦し続けるしかない。

19.お金の勉強をする(投資、資産形成etc.)

まったく手つかずではない。数年前からiDeCoやふるさと納税、積み立てNISAはやっていて、定期的に内容の見直しもしている。
ただ、このリストを書いた意図は今のような放っておいてもとりあえずなんとかやってもらえるシステムを使うことではなく、もっと踏み込んだ積極的な投資や資産運用、税の仕組みについて学ぶことだ。なので、一応未達成ということになるだろう。

情報は常に新しくなるし、状況も日々刻刻と変わっていく。将来を考えるうえで、自分にとってどのように資産形成をしていくのが良いのかを自分の頭で考え、判断できるだけの知識を身につけたい。

20.老舗ホテルのラウンジでお茶を飲みながら仕事する

これは、やりたいことリスト15をやや具体的にしただけで、本質的には同じ。よって未達成
15と20はひとつにまとめるか、そもそも本当にやりたいことなのかを考えたうえで両方削除でもいいかも。

すてきなホテルのラウンジでお茶を飲みながら優雅にお仕事している私❤に憧れる気持ちが少なからずあることは認めるが、せいぜい「そういうのもいいよね~」程度。
それなら仕事での利用にこだわらず、ふつうにプライベートで利用するので十分な気がする。

リスト11~20まとめ

リストをひとつずつ掘り返し、書いた当時を思い出す作業をする中で見えてきたことがあった。

やりたいこと(積極的)とやった方がいいんだろうな~(消極的)というリストが混在している…!

本心から興味を持ち、おもしろそうだから、たのしそうだから行動したい、やってみたいと思っている積極的なリストは問題ない。きっとこういうのは遅かれ早かれ達成する。

ただ、自分がそこまで強い興味関心はないけれど、これってやっておいた方がなんとなくいいんだろうな…というわりと消極的なリストも見返してみたらまあまあある。
今回振り返ったリスト11~20の中でいうと、13,18,19がこれに当たる。
まったくの興味なしではないけれど、すごくおもしろそうだとかやりがいがありそうだとは思えなかった。今の私はあまりワクワクできなかった。

やりたいことリスト100の「100」という数字は区切りがいい。
でも、私は一度に抱えられる欲望の数はきっと100もないんだろう。
内容がふわっとしていて薄いと感じるものや、やった方がいいから書いたと感じられるリストが紛れている。
やりたいこと100個を埋めるために絞りだしたリストは今後もっとたくさん出てくるはず。

リストを100番目まで見直したあとは、要検討・見直し案件のリストをワクワクできる別の内容に置き換えるか、自分が一度に抱えられる適切量のやりたいことの数に絞ってみるのがよさそうだ。なにも100個にこだわる必要がない。

20番目まで振り返って、いまだに達成しているリストがひとつもないので、次の振り返りではなにかしら達成できたと思えることが出てきますように…!

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